ノミネート団体

九州・沖縄

592うきはの宝

うきはの宝

株式会社
福岡県うきは市

75歳以上が活躍、
地産地消の「ばあちゃん食堂」

福岡県うきは市の食品製造会社「うきはの宝」が運営する「ばあちゃん食堂」は、主に75歳以上の女性が取り仕切る。食材やメニューなどは収益を考えて自分たちで選定する。女性陣のこれまでの経験や知識に裏打ちされた料理は味、見た目ともすばらしく、多くのファンをつかみ、利益を出している。大熊充社長は「子宝という言葉があるが、これからはお年寄りも宝。無限の可能性がある」と、高齢化率が高い他地域での展開にも意欲を燃やす。

おもやい

一般社団法人
佐賀県武雄市

豪雨頻発、
民間主体で被災者のニーズ聴き、
寄り添う

「おもやい」は九州の方言で「一緒に使う」「分かち合う」の意。2019年8月の佐賀豪雨を機に、被害を受けた武雄市の市民と民間ボランティア団体が「おもやい」を立ち上げ、民間のボランティアセンターを始めた。被災者に寄り添い、災害ごみの片付け(仮置き場への搬出)、清掃・乾燥・消毒などの作業支援、支援物資の配布などに取り組んだ。2021年8月、再び記録的大雨が地域を襲い、支援活動を強化している。
594九州教具グループ

九州教具グループ

九州教具株式会社
長崎県大村市

文具店からスタート、
地域活性化へホテル経営

長崎県大村市に本社を置く「九州教具グループ」(船橋修一社長)。文具店からスタートし、現在、ホテルの経営やミネラルウオーターの製造・販売などさまざまな事業を展開している。創業時から変わらぬ経営理念が「誠実にして正確を旨とし社会に貢献すべし」。地域に寄り添い、地域をリードしながら持続的成長戦略を日々探っている。
595でんでん虫の会

でんでん虫の会

NPO法人
熊本市

1人暮らしを支え合う、
制度の隙間の課題に対応

「ひとり暮らしを支えあう」を実践する熊本市のNPO法人「でんでん虫の会」は11年前、元ホームレス男性の孤独死をきっかけに発足した。生活困窮者や高齢者、障害者といった孤立しがちな人々が抱え、公的制度の隙間にある課題と向き合い、相談や交流の提供、通院・行政手続きの同行、仕事のあっせんなど「なんでんかんでん」に対応。互いが安心して語り合う場を設け、地域の官民ネットワークの要となって課題解決を図っている。
596別府八湯温泉道実行委員会

別府八湯温泉道実行委員会

大分県別府市

多種多様な湯巡るスタンプラリー、
近場の旅先取り

別府エリアを舞台とする湯巡りのスタンプラリー「別府八湯温泉道」。地域に根差した共同温泉や旅館・ホテルの大浴場…。多種多様な温泉資源を生かし、日本一の源泉数を誇る別府の強みを際立たせる。地域体験型観光の先駆けであり、地元住民が多く参加している点は、近場の旅「マイクロツーリズム」を先取りした取り組みともいえる。2021年で20周年。実行委員会は観光関係者や温泉愛好家らで構成している。
597焼畑蕎麦苦楽部

焼畑蕎麦苦楽部

宮崎県椎葉村

循環型自然農法を継承、
食材生かし移住や観光客呼ぶ

「焼畑蕎麦苦楽部」は宮崎県椎葉村の尾向地区で活動する地域おこしグループ。縄文時代から続くとされる循環型の自然農法「焼き畑」を継承している。植樹を通じて山を強くすることで、環境保全にも取り組んでいる。  世界農業遺産認定も追い風に、取り組みに賛同した移住者や観光客は増加。少子高齢化による人口減少は歯止めがかからないが、村の持続に向け、関係人口や交流人口増加を目指した新たな活動の展開を見据えている。
598奄美イノベーション

奄美イノベーション

株式会社
鹿児島県奄美市

島の伝統建築を宿泊施設に、
集落文化伝える

奄美群島に残る古民家を宿泊施設に再生し、伝統建築と集落文化を次代に伝える「伝泊」に取り組む。映画「男はつらいよ」の撮影で使われ空き家になっていた「リリーの家」など30棟を展開。閉店したスーパーを改修した「まーぐん広場・赤木名」はホテル、レストラン、介護事業所、直売所・ギャラリーを備え、地域の交流拠点としても住民に親しまれる。奄美が世界自然遺産に登録され、観光客の受け皿として事業への期待は大きい。
5991万人井戸端会議

1万人井戸端会議

NPO法人
那覇市

自治会と連携し地域活動。
エジプトに公民館根付かせる

那覇市のNPO法人1万人井戸端会議は、自治会と連携し地域文化や歴史を生かした事業を展開し、持続可能なまち作りを進める。事業を通して、地域を知り、誇りを培い、発展をつなぐ人作りの好循環を目指す。活発な取り組みはエジプトで見本となり、公民館活動を同国に根付かせる動きにつながっているほか、現代に求められる教育拠点として公民館を再定義し、減少しつつある日本の公民館の改革に貢献したいとの思いも強い。
600おきなわ子ども未来ランチサポートコンソーシアム

おきなわこども未来ランチサポート
コンソーシアム

那覇市

子ども食堂と支援企業・団体つなぎ、
善意の輪広げる

全国で子どもの貧困は7人に1人といわれるが、沖縄県では3人に1人が貧困に苦しんでいるのが現状だ。コロナ禍での全国一斉休校に伴う学校給食の休止でひもじい思いをする子を出してはならない。そんな思いでランチサポートは始まった。食支援の在り方を提案・実践には多くの賛同があり、支援を求める子ども食堂と支援の手法を模索していた企業・団体、双方のニーズをマッチさせ、善意の輪を広げる重要な役割を担っている。