第13回地域再生大賞ノミネート団体

中国・四国

未来

未来

鳥取県倉吉市

ウオーキング大会で国際交流、
次世代の郷土愛育む

ウオーキング大会で国際交流、次世代の郷土愛育む

人口最少県の鳥取県で、「未来」に向かって歩を進める認定NPO法人。風光明媚な景色が広がるウオーキング大会の開催を通して健康作りを促進しつつ、日本海の対岸に位置する韓国のウオーキング大会実行委員会との連携も進めるなど国際交流にも取り組む。先人の横綱力士を顕彰する施設も整えることで、次世代の郷土愛を育む。観光資源のフィギュアやアニメを呼び水に関係人口の拡大にも余念が無い。
江の川鉄道

江の川鉄道

島根県邑南町

廃線の駅舎や線路を生かし
トロッコ運行、観光客呼ぶ

廃線の駅舎や線路を生かしトロッコ運行、観光客呼ぶ

島根県邑南町のNPO法人江の川鉄道が、廃線となったJR三江線の宇都井、口羽両駅の駅舎や線路などの資産を観光資源として活用する「三江線鉄道公園」を運営している。休日にはトロッコを運行するほか、毎秋には宇都井駅一体をライトアップするINAKAイルミという取り組みを実施。人口減少が著しい中山間地域の邑南町に町外から多くの関係人口を呼び込んでいる。
日生町漁協によるアマモ再生プロジェクト

日生町ひなせちょう漁協によるアマモ再生プロジェクト

岡山県備前市

1985年から魚のすみかとなる
アマモ場を再生

1985年から魚のすみかとなるアマモ場を再生

日生町漁協は1985年から全国に先駆けてアマモ場の再生に取り組み、当時12㌶に激減していたアマモ場を現在250㌶にまで回復させた。今ではモエビやヒイラギが戻ってきたという。「里海づくり」を推進するため地元の小中高生を巻き込んで種をまくなど環境学習の場にもなっている。近年では海洋酸性化や貧栄養化、海ごみ問題の調査研究にも積極的に協力し、さらには「里山づくり」との連携も強化している。

基町プロジェクト

広島市

復興支えた公営アパート群、
アート核に記憶伝え残す

復興支えた公営アパート群、アート核に記憶伝え残す

公営アパート群が立ち並ぶ広島市中区基町地区で、中区役所と、芸術学部を擁する広島市立大が連携して取り組んでいるプロジェクト。2015年から、デザインやアートを核としたにぎわいづくりを進めている。空き店舗を改装し、ギャラリーや資料室、工房など複数の拠点を地区内に設けている。若手スタッフや学生が活動の中心となり、展覧会やワークショップを定期的に開催。住民参加型の催しも開き、独特の活気を生んでいる。

3in(サンイン)

山口県長門市

高校生が持続可能な最新の魚養殖や
販売に挑戦

高校生が持続可能な最新の魚養殖や販売に挑戦

「かつて中心産業だった水産業をアップグレードして新たなビジネスモデルを作り、地域経済の核にしたい」。元教員が今年、退職してベンチャーを立ち上げた。取り組みのテーマに据えたのは、高校生が幼いころから親しんできた魚。最新の養殖技術・「アクアポニックス」を題材に、研究開発や販促を高校生自らが担当し、お金を稼ぐ仕組みも学ぶ。地域の人材・資源をフル活用して産業と人材の育成を目指し、地域の再生に挑戦する。
徳島文学協会

徳島文学協会

徳島県神山町

地方でハイレベルな文芸誌、
受賞作家相次ぎ誕生

地方でハイレベルな文芸誌、受賞作家相次ぎ誕生

2017年に発足し、5周年を迎えた。活動の柱は、作家養成講座の開講、文芸誌発行など。養成講座の受講生からは、三田文学新人賞佳作、大阪女性文芸賞など全国公募の文学賞受賞者が相次ぎ誕生している。文芸誌は、会員の作品を全て載せる同人誌ではなく、審査を経て一定のレベル以上の作品に限っている。また芥川賞・直木賞作家の書き下ろしを掲載し、本格的な文芸誌として評価されるなど、地方から文芸文化を発信し続けている。
天体望遠鏡博物館

天体望遠鏡博物館

香川県さぬき市

廃校を活用、望遠鏡の寄贈を受け
修復して展示

廃校を活用、望遠鏡の寄贈を受け修復して展示

さぬき市の山間にある天体望遠鏡博物館は、世界初かつ唯一の天体望遠鏡の博物館で、建物は廃校になった小学校のリユース、有給職員はおかず、全員無償のボランティアで運営されている。公共施設、教育施設、個人から不要になった天体望遠鏡の寄贈を受け、これらを自らの手で修復し、展示するほか、観望会、望遠鏡使い方教室、望遠鏡工作教室、一流講師による講演会などを開いている。中山間地域活性化のモデルの一つである。
今治コミュニティ放送

今治コミュニティ放送

愛媛県今治市

市民パーソナリティーが
地域に根差した番組づくり

市民パーソナリティーが地域に根差した番組づくり

愛媛県今治市を中心に展開する24時間放送のコミュニティーFM局。元校長やタクシー運転手、飲食店経営者、地元サッカークラブ関係者ら100人以上の市民パーソナリティーが番組づくりを担う。インターネットでも配信。リスナーから「ほっとする」「季節感がある」「落ち込んでいたときに励まされた」などの声が寄せられる。市などと協定を結び、防災情報にも力を入れる。地域に根ざした活動で今年、開局20周年を迎えた。

こうち絆ファーム TEAMあき

高知県安芸市

障害者やひきこもりの人の就農を支援、
林業とも連携

障害者やひきこもりの人の就農を支援、林業とも連携

高知県安芸市の多機能型事業所「こうち絆ファーム TEAMあき」が、障害者やひきこもりの人らの就農を支援する「農福連携」に力を入れている。「最低賃金で働けないすべての人を受け入れたい」が合言葉。日本一の出荷量を誇るナスの収穫や袋詰めなどを通じ、生きづらさを抱える人たちの社会参加を後押し。林業や水産業とも連携を深めるほか、受刑者の社会復帰に農福連携を活用しようという取り組みも始まっている。