受賞団体の今(14)「基町プロジェクト」47NEWSで発信中

さまざまな社会課題解決に奮闘するこれまでの受賞団体を、インターネットニュースとして発信する「受賞団体の今」。第14回は「基町プロジェクト」(広島市)です。2022年度の優秀賞に輝きました。「記憶を残す、伝える」シリーズの2回目です。

爆心地からほぼ1キロ圏内、80年前に壊滅状態となった広島市・基町地区。行き場に窮した人々が川沿いにひしめくバラックに身を寄せた、「原爆スラム」と呼ばれた「まち」もありました。ここに引き寄せられ、スケッチを重ねた大学生がいました。世界の集落を歩き、その「魂」を描く活動で知られる洋画家の若き日の作品が初公開されました。展覧会に協力したのが、広島復興の象徴となったこの地区で、にぎわいづくりや記憶の継承に取り組む広島市立大などの「基町プロジェクト」です。デザインやアートを軸に、若い世代が多くのイベントを展開しています。

記事は地方紙と共同通信のニュースサイト「47NEWS」でご覧ください。

https://www.47news.jp/13031220.html

これまでの記事は、まとめて以下でご覧いただけます。

https://www.47news.jp/topic/chiikisaiseinoima

第15回は「多彩な人々が共に創る」シリーズの初回「沼垂テラス商店街(テラスオフィス)」(新潟市)です。15年度の準大賞に輝きました。

信濃川河口に近い港町として栄えた、新潟市・沼垂(ぬったり)地区。かつて市場だった長屋を改装した「沼垂テラス商店街」がオープンから10年を迎えました。シャッター街だった地区に今、約30のおしゃれな雑貨店や工房、カフェが立ち並びます。訪れる人と商店街の人の笑顔があふれる、にぎわいの場に姿を変えました。昭和レトロな雰囲気にひかれ、県外や国内からも観光客が押し寄せ、若い世代らの出店希望が後を絶ちません。地元の学生や若者もまちづくりに参加しています。郷土料理店の二代目で、地域の再生を仕掛けた田村寛さんの思いに迫ります。

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