さまざまな社会課題解決に奮闘する、これまでの受賞団体をインターネットニュースで発信する「受賞団体の今」。第15回は「沼垂(ぬったり)テラス商店街(テラスオフィス)」(新潟市、2015年度・準大賞)です。「多彩な人々が共に創る」シリーズの初回です。
古くから港町として栄えた街で、青果市場だった長屋を改装した「古くて新しい」商店街が全面オープンから10年。かつてのシャッター街はにぎわいを取り戻し、個性あふれる店が並び、昭和レトロな雰囲気にも引き寄せられ「ここで夢をかなえたい」と若い世代が起業しています。観光客は県外や海外からも押し寄せ、地元の学生や若者もまちづくりに参加。人々の新たなつながりが、次の担い手を呼ぶ好循環が生じています。始まりは、衰退する地域への危機感から立ち上がった郷土料理店2代目店主の大胆な決断でした。
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「無一文になるかも」老朽化した長屋への出店断られ、地元2代目が下した決断は‥ ネコが見守り、人引き寄せる昭和レトロ商店街【地域再生大賞・受賞団体の今】|47NEWS(よんななニュース)
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【地域再生大賞・受賞団体の今】|47NEWS(よんななニュース)
地域再生大賞が24年度に第15回を迎え、記念企画として始まった「受賞団体の今」。次回はいよいよ最終回です。第15回で準大賞に輝いた「ながよ光彩会」(長崎県長与町)が登場します。「多彩な人々が共に創る」シリーズの2回目です。
長崎市のお隣、大村湾を望むミカンが特産の町で、日々小さな「ミラクル」と「サプライズ」が起こり、笑顔の輪が広がっています。演出するのは、特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人です。認知症や若年性アルツハイマーの入居者に彩りのある時間を過ごしてほしいと、職員たちは団結。孫の結婚式への出席や、若い頃にかなわなかった妻との結婚写真の撮影を実現させました。「み館」と名付けて設けた「まちのリビング」では、子どもやお年寄り、障害のある人など多彩な人々が自分の好きなこと、得意なことを教え合います。午後は駅員が不在となったJR駅にカフェをオープン、にぎわいを復活させました。