第9回– The 9th –
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教育・子育て
Happy mam(ハッピーマム)
ひとり親家庭に食材などを提供。悩み相談も
困窮するひとり親家庭に支援者からの食材寄付を発送しています。コロナ禍で6ヶ月に1度の面談が行えない時もありますが、LINE等でコミュニケーションをしています。食材発送の世帯は50世帯を超え、重病を抱える親もいます。 -
地域間交流・移住促進
毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト
棚田オーナーや地域通貨を活用、都市住民と交流
「つなぐ棚田遺産」にも選ばれた地域で、住民らが棚田保全と移住促進を目指して設立した集落再生プロジェクト。「1000年つづく里」を住民憲章に掲げ、特産品加工所や、ピザ窯でのピザ作り体験など地域の魅力を発信する。住民と来訪者をつなげる地域通貨「けーら」を考案。 -
医療・健康・福祉
大野木長寿村まちづくり会
地域の課題は地域で解決 会員たちが楽しみながら挑戦
インフォーマル(形式ばらずに)、有償、インクルーシブ(分け隔てなく)にこだわり、無理をせず、楽しみながら集落の課題に挑戦している。主たる活動は、高齢者の困りごと支援(小修理、草刈り、剪定、屋敷管理、相談など)、 -
教育・子育て
ディーグリーン
新鮮・安全な地元の魚で作った離乳食を全国発信
紀伊半島の漁村にあるウェブ制作会社が、新鮮・安全な魚を子どもたちに食べてほしいと離乳食材の通販「mogcook(モグック)」に乗り出した。地元の主婦らが小骨を抜き、ていねいに下処理した魚を調理、真空パックして全国に発送する。 -
文化・スポーツ
志民連いちのみや
クラフト作家市、地ビール製造など幅広く活動
愛知県一宮市で東海圏のクラフト作家などが集う「杜の宮市」やまちなかアート展を企画・運営し、中心市街地の活性化に取り組む。地ビールを再興した「一宮ブルワリー」、空き店舗を利用したコミュニティカフェ「三八屋」の開設などまちづくり事業も展開する。 -
医療・健康・福祉
がんばらまいか佐久間
タクシー運行やアワビ養殖に挑み山間地活性化
浜松市北部の過疎地「佐久間町」の住民の約7割が加入し、地域おこしや福祉、世代間交流など町づくり全般に関する事業で行政の隙間を埋めている。交通インフラが脆弱な中山間地域のため、格安のNPOタクシーを運行。 -
文化・スポーツ
いき粋墨俣創生プロジェクト
古い町並みに手づくり「つりびな」飾って活性化
宿場町の面影を残す大垣市墨俣町で、つりびな約200飾りを約25カ所に飾るイベント「つりびな小町めぐり」を開く。期間中は県内外から多くの人が来場し、他団体の協力も得てさまざまな催しも開催。2008年に設立され、現在は40~80代の女性26人で活動。 -
防災・災害復興
小滝プラス
特産米をボトルに詰めブランド化。被災集落を再建へ。
2011年、東日本大震災翌日に起きた長野県北部地震で、栄村は全半壊202棟の被害を受け、村の存続すら危ぶまれた。再生を目指し、千曲川沿いの小滝地区で集落の全戸が出資して立ち上げた合同会社だ。特産「小滝米」のブランド化を目指し、 -
農林水産業
えがおつなげて
企業と連携し耕作放棄地を農地再生、人材も育成
2001年に設立、不動産や食品などの大企業と連携して農地を開墾、再生し、農作物を栽培して収穫する「企業ファーム」に取り組む。企業は社員研修や社内食堂の食材としての活用、顧客の体験ツアー、商品開発などの場として活用している。 -
農林水産業
たがらす我袖倶楽部
伝統のなれずし販売、棚田のイベントで魅力発信
若狭湾を望む小さな漁村。少子高齢化が進む集落に活気を取り戻そうと、住民有志が立ち上がった。海に面した美しい棚田にキャンドルを並べるイベントを展開するなど、手作りの多彩な企画を繰り広げている。