沖縄– Okinawa –
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琉球在来豚アグー保存会
沖縄在来種の豚復活に取り組み、ブランドに成長
農家や研究者らが連携して、沖縄在来のアグー豚を守ってきた。「戻し交配」と呼ばれる方法で約10年かけて原種に近いアグー豚を復活させることに成功し、絶滅も危惧された状況から脱した。 -
鳩間島音楽祭実行委員会
小さな島に観客1000人集めライブイベント
人口60人ほど、周囲約4キロしかない鳩間島で毎年5月4日、千人前後の観客を集めて音楽祭を開く。民宿の庭で始まったイベントは屋外の広場にステージを変え、20回を越えた。 -
国頭村安田区
住民がヤンバルクイナの保護活動、村・県・国を動かす
国の天然記念物ヤンバルクイナは1981年の新種登録から40年目を迎えた。一時は個体数約700羽まで減少し絶滅寸前と言われたが「先輩方から受け継いだ自然を次世代に」と区民を挙げて保護活動に取り組んだ。 -
おきなわこども未来ランチサポートコンソーシアム
子ども食堂と支援企業・団体つなぎ、善意の輪広げる
全国で子どもの貧困は7人に1人といわれるが、沖縄県では3人に1人が貧困に苦しんでいるのが現状だ。コロナ禍での全国一斉休校に伴う学校給食の休止でひもじい思いをする子を出してはならない。 -
1万人井戸端会議
自治会と連携し地域活動。エジプトに公民館根付かせる
那覇市のNPO法人1万人井戸端会議は、自治会と連携し地域文化や歴史を生かした事業を展開し、持続可能なまち作りを進める。事業を通して、地域を知り、誇りを培い、発展をつなぐ人作りの好循環を目指す。 -
中城村南上原組踊保存会
創作組踊で新興住宅地の子どもを健全に育てる
沖縄本島中部の新興住宅地の中城村南上原地区。1993年に区画整理が始まり2019年には6倍の人口に増えた。地域には古くから伝わる伝統行事はなかったが、「ないならつくろう!」と有志が立ち上がり、新旧住民の交流を目的に中城村南上原組踊保存会が設立された。 -
ハッピーモア
小規模農家が育てた野菜を直売、出荷量を増やす
小規模農家が家庭菜園で育て、家族や親戚で食べきれない野菜が所狭しと並ぶ直売所。