歴史的建造物・街並み– Historic Buildings & Streets –
-
Mt.ファームわかとち
古民家を利用した民宿や棚田米で農業の魅力を発信
新潟県小千谷市南部、標高200メートルの山あいにある若栃集落で棚田での米生産・販売、農産物の加工・販売、稲作作業の受託などの事業を行う。中越地震被災後、地域の将来像を議論し、復興に取り組んだ住民組織が母体となった。 -
牛津赤れんが会
れんが建物を拠点に地域づくり、自主映画を製作
国の登録有形文化財「牛津赤れんが館」を活用、「アートなまち」をコンセプトに、30~70代の会員15人が自由な発想でジャズコンサートや伝統芸能の発表会などを2002年から続ける。地域に光を当てる取り組みとして17年に会員が中心となり -
京町家再生研究会
京町家の再生を通じて暮らしの文化と技術をつなげる
古都・京都のまちなかにある京町家を保全、健全に改修して未来につなげていく目的で、居住者や研究者、技術者らが立ち上がり、1992年から活動している。 -
下河内の里山を守る会
古い旅籠を改装した拠点で里山暮らし体験、交流
三重県南部に位置する紀北町下河内地域で、景観にほれ込んだ町内外の会員が築120年の旧旅籠「旭屋」を自分たちの手で改装、地域を紹介する拠点として活動している。 -
若狭熊川宿まちづくり特別委員会
宿場町の景観を保全、イベントや空き家の有効活用も
1996年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された「熊川宿」の景観保全をはじめとするまちづくりに取り組む地元住民の団体。 -
柴又まちなみ協議会
〝寅さん〟の街並み守るガイドライン、魅力発信
映画「男はつらいよ」の舞台、葛飾柴又地区の景観を守る「街並み景観ガイドライン」を策定、「変えない開発」「一店一品主義」「おもてなし」を掲げ、下町情緒豊かな帝釈天の門前町のイメージを保っている。変わらない昭和の街並みは、 -
縁結びの街めぬま連絡協議会
寺本堂の国宝指定を機にまちおこし活動が結集
国宝に指定された妻沼聖天山本堂は縁結びのご利益があるとされる。本堂の「平成の大修理」が完了したのを機に、まちおこしを進めようと、ボランティア観光ガイドや市民グループ、文化、商工団体など地元の団体で結成した。 -
本一・本二まちづくりの会
織物産地のまちなみを守り、市街地の再生に挑む
織物が盛んだった桐生市を元気にしようと本町1、2丁目の住民が結成。江戸時代末期からの建物を活用したまちづくりを目指す。 -
むろらん100年建造物保存活用会
石炭や製鉄産業の歴史伝える建物保存に取り組む
室蘭の歴史的価値の高い建造物等の保存活用、調査研究、情報収集及び観光事業などを行っている。約150年前の石炭関連の商社である旧三菱合資会社が建造した木造洋館を、歴史的な保存空間として残そうという市民の機運で会を設立し、建物を買い取った。 -
大隅横川駅保存活用実行委員会
木造駅舎の保存、活用を核に活性化に取り組む
霧島連山の裾野に広がる横川町は、かつて金の取引で栄えた。輸送を担う大隅横川駅は1903年に開業し、九州で最も古い木造駅舎とされる。