空き物件・廃校活用– Use of vacant properties & Closed schools –
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交流・居場所づくり
こば
閉校した小学校の空き校舎を住民主体で維持管理
児童数減少を理由に閉校した旧富山市小羽小学校の空き校舎を維持管理する住民主体の団体。趣ある木造校舎で自然体験イベントやカフェ、カルチャー教室など多彩な企画を繰り広げている。 -
農林水産業
はなどう
耕作放棄地でビールや酒原料を栽培、直売店で販売
高齢化や鳥獣被害が深刻化し、耕作放棄地が増加していた宮崎県高原町蒲牟田の花堂地区で、農地を集積。県内企業と連携し、ビールや日本酒、焼酎の原料となる米や麦を栽培している。県内企業と提携して -
文化・スポーツ
神代小路まちなみ保存会
歴史ある武家町の景観を守る活動に取り組む
佐賀鍋島藩の飛び領地として独特の景観を持つ武家町、雲仙市国見町神代小路(こうじろくうじ)。生垣や石垣、水路など往時の面影を今に伝える景観を守るため2000年に「神代小路まちなみ保存会を設立、 -
観光
尾道空き家再生プロジェクト
空き家を再生し、新たなまちの魅力を発信
坂と路地のまちに増える空き家。このままでは古い建物や特徴ある景観は失われてしまう。危機感をもった市民が立ち上がり、2008年にNPO法人を設立した。再生を手がけた空き家は20軒以上。 -
文化・スポーツ
エナジーフィールド
現代アートの国際芸術祭。空き家に展示も
2001年から現代アートの国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ」を2~3年間隔で計8回開催している。20年10~11月には〝森羅万象~COSMIC DANCE〟をテーマに、これまで開催していた近江八幡市に加えて彦根市にも -
地域間交流・移住促進
里山くらしLABO
市と連携し、山間地の町内会サポート
静岡市の山間部に位置する奥藁科地域で、空き家を使った子育て世帯の誘致や、母親グループ「奥わらママ」の結成、多過ぎる町内会行事の削減、特産品事業の次世代への継承など、住民発の活動を支えてきた。 -
観光
WAKUWAKUやまのうち
温泉の空き店舗を再生しレストランやカフェ運営
信州・湯田中温泉の空き店舗を再生し、ビアバー・レストラン、カフェ、ホステルを運営するまちづくり会社。地方銀行である八十二銀行がリードし、地元住民を主体に設立。関連の不動産会社がファンドの -
医療・健康・福祉
ふらっとステーション・ドリーム
郊外団地の空き店舗を借り住民がカフェ運営
都市郊外団地「ドリームハイツ」で、空き店舗を借りて住民が主体的にコミュニティカフェを運営している。主婦スタッフが調理室で手作りする日替わりランチが人気で、独り暮らしの高齢者らの健康管理を支えている。 -
交流・居場所づくり
報徳の会・内田未来楽校 通称 内田未来楽校
卒業生を中心に廃校した小学校を地域の交流の場に
廃校の利活用が各地で進む中、報徳の会は卒業生らが主体となり、旧内田小学校を「内田未来楽校」に再生。朝市や作品展の開催などで地域住民の交流を促し、人口減少や少子高齢化・過疎化が進む市原市の南部地域に -
防災・災害復興
茨城NPOセンター・コモンズ
被災地復興に挑み、空き家活用、防災にも取り組む
2015年の関東・東北豪雨で鬼怒川が決壊、水害に見舞われた茨城県常総市で、空き家を、外国人の子どもたちも集う「多文化保育園」に変えるなど被災したまちを復興させる事業に挑む。NPO法人の中間支援団体として