さまざまな社会課題解決に奮闘するこれまでの受賞団体を、インターネットニュースとして発信する「受賞団体の今」。第12回は「tenten」(福島市)です。2024年度の優秀賞に輝きました。「一人じゃないよ」シリーズの最終回です。
結婚や夫の転勤などを機に新たな土地で暮らす女性が、地域とつながり、自分らしく活躍できる社会を目指し、交流の場や仕事づくりに取り組んでいます。ウェブメディアやセレクトショップを通じて、外から来たからこそ見える福島の魅力を発信しています。代表理事の藤本菜月さんが18年前、夫の転職に伴い移った町で感じた孤独と絶望が活動の原点となりました。
記事は地方紙と共同通信のニュースサイト「47NEWS」でご覧ください。
https://www.47news.jp/12773849.html
これまでの記事は、まとめて以下でご覧いただけます。
https://www.47news.jp/topic/chiikisaiseinoima
第13回は「記憶を残す、伝える」シリーズの初回「まつもとフィルムコモンズ」(長野県松本市)です。23年度の優秀賞に輝きました。
日本の経済が大きく成長した時代に人々が日常風景を切り取った8ミリフィルムは、持ち主の高齢化や経年劣化で危機にひんしています。押し入れに眠る「宝物」に再び命を吹き込み、地域の記憶を未来へつないでいます。昭和の映像に、フィルム提供者の現在の姿を織り交ぜた「地域映画」を多くの市民と一緒に制作。共に鑑賞し、感想を語り合う場を重ねています