ブロック賞– Block Prize –
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医療・健康・福祉
美甘地域の空き家再生と移住者、高齢者支援プロジェクト
(グランパ美甘、くらしサポート黒田)住民主導の2団体が連携して支え合い、移住呼ぶ
真庭市の住民団体「グランパ美甘」は空き家を管理し、そこに移住者を呼び込む活動を展開し、この7年間で9件(14人)の移住に結びつけた。空き家の清掃や補修などの管理状況を毎月一覧表にまとめて家主に提出。 -
自然・環境
上宮津地域会議
高級魚ホンモロコの養殖やゲストハウス、収穫体験
上宮津地域会議は、京都府宮津市の上宮津地域の住民らが、若者流出や人口減が進み地域がさびれていく現状に危機感を持ち、自らの力で現状を変えるために行動する組織として2010年に設立した。廃校した小学校のプールや -
教育・子育て
園むすびプロジェクト
子ども、大学生、子育て世代が公園核に交流の輪
日本一小さな自治体・舟橋村で、子どもや住民らと共に地域のにぎわい創出を目的とした公園作りに取り組んでいる。地元の小学生が「こども公園部長」を務めるのが特徴で、公園の遊具を作ったり、イベントの企画・運営・広報を担ったりしている。 -
防災・災害復興
Mt.ファームわかとち
古民家を利用した民宿や棚田米で農業の魅力を発信
新潟県小千谷市南部、標高200メートルの山あいにある若栃集落で棚田での米生産・販売、農産物の加工・販売、稲作作業の受託などの事業を行う。中越地震被災後、地域の将来像を議論し、復興に取り組んだ住民組織が母体となった。 -
観光
遠野山・里・暮らしネットワーク
民話の里で教育旅行や民泊、都市や海外とつながる
柳田国男著「遠野物語」の舞台で、民話の里として知られる岩手県遠野市に2003年設立された認定NPO法人「遠野山・里・暮らしネットワーク」。豊かな地域資源を生かしたグリーン・ツーリズム(GT)を柱に、教育旅行や農村民泊のメニューを次々と拡充している。 -
地域間交流・移住促進
下郷村
地域誌や学童施設、共同店舗整え移住者呼び込む
人口1300人余りの中山間地、中津市耶馬溪町下郷地区で、地元の人と移住者がつくった地域づくりグループだ。顧問の中島信男さんは「暮らしの範囲はお寺の鐘が聞こえるくらいがちょうどいい」と活動の本質を語る。 -
自然・環境
UNOICHI実行委員会
瀬戸内海の魅力発信、市民、移住者、学生ら参加
宇野港を拠点に瀬戸内海の魅力を発信しようと2014年から「UNOICHI 海が見える港のマルシェ」を開催してきた。玉野市民、移住者、大学生らが参加し、高校生もボランティアとして協力。18年には実行委員会の高校生がプラスチックゴミの削減など -
医療・健康・福祉
大野木長寿村まちづくり会
地域の課題は地域で解決 会員たちが楽しみながら挑戦
インフォーマル(形式ばらずに)、有償、インクルーシブ(分け隔てなく)にこだわり、無理をせず、楽しみながら集落の課題に挑戦している。主たる活動は、高齢者の困りごと支援(小修理、草刈り、剪定、屋敷管理、相談など)、 -
中心市街地・商店街
匠の町しもすわ・あきないプロジェクト
商店街空き店舗に職人の工房を誘致、起業も支援
約30店が並ぶ商店街で、ものづくりに携わる若者を呼び込み、空き店舗で起業してもらおうと取り組む。約20年間に延べ30店以上が開業、空き店舗はなくなった。 -
観光
春蘭の里実行委員会
山村生活を体験する農家民宿運営、内外客に人気
若者が減る現状を打破しようと、7人のメンバーでスタート。民宿事業を柱に据え、輪島塗のお膳を使うことや、料理に化学調味料を使わず地元の食材を生かすことなどを申し合わせた。