ブロック賞– Block Prize –
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遠野山・里・暮らしネットワーク
民話の里で教育旅行や民泊、都市や海外とつながる
柳田国男著「遠野物語」の舞台で、民話の里として知られる岩手県遠野市に2003年設立された認定NPO法人「遠野山・里・暮らしネットワーク」。豊かな地域資源を生かしたグリーン・ツーリズム(GT)を柱に、教育旅行や農村民泊のメニューを次々と拡充している。 -
下郷村
地域誌や学童施設、共同店舗整え移住者呼び込む
人口1300人余りの中山間地、中津市耶馬溪町下郷地区で、地元の人と移住者がつくった地域づくりグループだ。顧問の中島信男さんは「暮らしの範囲はお寺の鐘が聞こえるくらいがちょうどいい」と活動の本質を語る。 -
UNOICHI実行委員会
瀬戸内海の魅力発信、市民、移住者、学生ら参加
宇野港を拠点に瀬戸内海の魅力を発信しようと2014年から「UNOICHI 海が見える港のマルシェ」を開催してきた。玉野市民、移住者、大学生らが参加し、高校生もボランティアとして協力。18年には実行委員会の高校生がプラスチックゴミの削減など -
大野木長寿村まちづくり会
地域の課題は地域で解決 会員たちが楽しみながら挑戦
インフォーマル(形式ばらずに)、有償、インクルーシブ(分け隔てなく)にこだわり、無理をせず、楽しみながら集落の課題に挑戦している。主たる活動は、高齢者の困りごと支援(小修理、草刈り、剪定、屋敷管理、相談など)、 -
匠の町しもすわ・あきないプロジェクト
商店街空き店舗に職人の工房を誘致、起業も支援
約30店が並ぶ商店街で、ものづくりに携わる若者を呼び込み、空き店舗で起業してもらおうと取り組む。約20年間に延べ30店以上が開業、空き店舗はなくなった。 -
春蘭の里実行委員会
山村生活を体験する農家民宿運営、内外客に人気
若者が減る現状を打破しようと、7人のメンバーでスタート。民宿事業を柱に据え、輪島塗のお膳を使うことや、料理に化学調味料を使わず地元の食材を生かすことなどを申し合わせた。 -
那須まちづくり株式会社
廃校を拠点に“ちいさなまち”を
2015年に廃校となった旧朝日小学校を活用してまちづくりの拠点「那須まちづくり広場」を開設・運営。各種セミナーの開催、自然食品の売り場やカフェの運営など、廃校を誰もがそのひとらしく最後まで過ごせる“ちいさなまち”とする事業を進めている。 -
八戸市中心街市民集団「まちぐみ」
市内外の多彩な人が参加、店の改装や新名物に挑戦
中心街を「まちぐるみ」で元気にする市民集団。小学生から高齢者まで市内外の約500人が、空き店舗を拠点に商店会との連携や、地元の伝統・文化に光をあてる企画「入りづらい店」徹底調査、「開運手袋」の考案などを展開している。 -
さがクリークネット
水路を活用・保全し、豊かな環境を実現する
街中の水路網「クリーク」を地域の誇れる土木遺産として、市民が佐賀の歴史や風土の魅力を再発見できるよう取り組む。2015年から学生や会社員、公務員ら約30人が、江戸時代に築かれたクリーク文化の発展を目指し、「暮らす」「使う」「維持する」をコンセプトに -
シーセブンハヤブサ
廃校を改修した複合施設を運営、人材育成拠点に
無人駅近くの小学校だった建物を、シェアオフィス、カフェ、ショップが入った複合施設「隼Lab.(ラボ)」としてオープンした。起業を支援し、投資、IT企業、地域商社が拠点を構える。オープンエリアでは、若い母親や高齢者を巻き込んだイベントがめじろ押しだ。