和歌山– Wakayama –
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文化・スポーツ
岩倉流泳法保存会
武術が起源で、300年余り続く泳法を継承
江戸時代、紀州藩士の岩倉重昌が生み出した岩倉流泳法を継承する。日本水泳連盟が公認する日本泳法の一つだ。保存会のメンバーが伝統泳法の普及活動に取り組んでいる。 -
中心市街地・商店街
黒江の町並みを活かした景観づくり協定(黒江ジャパン)
町家を整備し漆器のまちらしい外観を次代へ
英語で「ジャパン」と呼ばれる漆器。黒江地区は日本の四大漆器産地の一つとされ、歴史的な町並みが残る。しかし空き家や空き地が増え始めたことで、 -
農林水産業
紀州農レンジャー
無農薬・有機栽培の高付加価値農業に取り組む
レッドにピンク、深緑にブラウン…。それぞれが自分のカラーを持ち、未来の地球を守る正義の味方、それが紀州農レンジャーだ。無農薬・有機栽培の高付加価値の農業を行う。中には、蜂を使ってカメムシを駆除する -
国際交流・外国人
串本町トルコ文化協会
トルコとの友好図り舞踊や料理などの文化伝える
串本町は1890年に沿岸で起きたトルコの軍艦エルトゥールル号の遭難事故で、地元住民の懸命の救助、介抱により多くの乗員が帰国できたのを機に、トルコとの友好が続く。協会は両国を結んだ真心を次世代に -
観光
貴志川線の未来を“つくる”会
廃線危機で住民団結、魅力を向上し永続目指す
貴志川線の未来を“つくる”会は、地域の人々の大切な移動手段となっている鉄道「貴志川線」の“永続”を目指して活動している。平成16年に廃線の危機を迎えたことをきっかけに設立され、当時は地域住民を中心に6,000人を -
自然・環境
玉津島保存会
イベントや講座、写真展重ね地元の名勝アピール
和歌山市の南部にある玉津島をはじめとする和歌の浦一帯は、京に住む貴族たちのあこがれの景勝地であり、歌枕ともなっている。伝統ある美しい景観を地元の人たちが誇りにし、いつまでも守っていこうと、清掃活動やイベントの開催など -
食の安全・地産地消
日高川漁業協同組合
アユやアマゴの種苗を供給し、和風おかず商品化
1951年設立の漁協が、県内全域にアユとアマゴの種苗を供給している。地元の特産品にしようと、アユとアマゴの一夜干しの生産を始めた。 -
観光
秋津野
かんきつのまちで廃校活用しグリーンツーリズム
農家や住民ら500人近くが出資して設立した。特産のかんきつ類を中心にソーシャルビジネスを進める。 -
地域間交流・移住促進
色川地域振興推進委員会
山村のありのまま伝え定住体験、移住者を迎える
住民らが移住者の受け入れ組織を立ち上げ、地道に活動を展開。移住者は約320人の住民の半数を超えた。早くから集落消滅の危機に向き合い、年1、2家族ずつ移住者を積み上げてきた。 -
共生・多様性
白浜レスキューネットワーク
自殺志願者に「いのちの電話」で対応、社会復帰を支援
観光名所として知られる一方、身を投げようと訪れる自殺志願者が後を絶たない和歌山県白浜町の断崖「三段壁」に「いのちの電話」を設置し、助けを求めてかけてくる電話に24時間対応している。
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