第13回– The 13th –
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中城村南上原組踊保存会
創作組踊で新興住宅地の子どもを健全に育てる
沖縄本島中部の新興住宅地の中城村南上原地区。1993年に区画整理が始まり2019年には6倍の人口に増えた。地域には古くから伝わる伝統行事はなかったが、「ないならつくろう!」と有志が立ち上がり、新旧住民の交流を目的に中城村南上原組踊保存会が設立された。 -
ハッピーモア
小規模農家が育てた野菜を直売、出荷量を増やす
小規模農家が家庭菜園で育て、家族や親戚で食べきれない野菜が所狭しと並ぶ直売所。 -
花の木農場
約100人が支え合い、働く農福連携のパイオニア
「日本一の福祉農園」を目指し、障害者が農業に携わる事業に1972年から取り組む。福祉と農業を結ぶ「農福連携」のパイオニアとして視察が相次ぎ、2021年に全国規模の「ノウフク・アワード」で初代グランプリに輝いた。 -
日田もりあ下駄い
多世代のメンバーが特産のげたでダンス、地域を発信
大分県日田市特産のげたを履いてダンスをする市民グループ「日田もりあ下駄(げた)い」。ご当地グルメで町おこしをする「日田やきそば研究会」のパフォーマンス部隊として並んだ客に「日田げたダンス」を披露したところ評判になり2013年に独立、結成した。 -
坂本町災害支援チームドラゴントレイル
山道を走る愛好家らが災害復旧やシカの食害対策
チームドラゴンは、山道を走るスポーツ「トレイルランニング」の八代市の愛好家らでつくるグループ。2020年7月の熊本豪雨後、トレイルランニング大会の企画だけでなく災害復旧にも取り組むチームとして再スタート。 -
対馬CAPPA
漂着ごみ対策で調査研究、日韓交流、環境学習ツアー
海岸線の総延長が約911㌔の対馬沿岸には、年間2万~3万立方㍍のプラごみなどが漂着し、地元産業のほか、生態系などに多大な悪影響を与えている。 -
灯す屋
歴史的町並みで空き店舗活用のイベントや移住支援
NPO法人「灯す屋」は有田焼の産地・佐賀県有田町を拠点に「まちの未来にあかりを灯す」まちづくりを目指している。 -
子どもパートナーズ HUGっこ
子育てを支援、小中高生の居場所をつくり夕食提供
乳児からティーンズまで、子育てを一続きととらえて伴走型で支援するグループ。幼稚園教諭や図書館司書など様々な資格を持つメンバーが、乳児の交流イベントから中高生の居場所づくりまで幅広く活動。 -
こうち絆ファーム TEAMあき
障害者やひきこもりの人の就農を支援、林業とも連携
高知県安芸市の多機能型事業所「こうち絆ファーム TEAMあき」が、障害者やひきこもりの人らの就農を支援する「農福連携」に力を入れている。「最低賃金で働けないすべての人を受け入れたい」が合言葉。 -
今治コミュニティ放送
市民パーソナリティーが地域に根差した番組づくり
愛媛県今治市を中心に展開する24時間放送のコミュニティーFM局。元校長やタクシー運転手、飲食店経営者、地元サッカークラブ関係者ら100人以上の市民パーソナリティーが番組づくりを担う。インターネットでも配信。