景観づくり・ごみ問題– Landscape creation& Waste issues –
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園むすびプロジェクト
子ども、大学生、子育て世代が公園核に交流の輪
日本一小さな自治体・舟橋村で、子どもや住民らと共に地域のにぎわい創出を目的とした公園作りに取り組んでいる。地元の小学生が「こども公園部長」を務めるのが特徴で、公園の遊具を作ったり、イベントの企画・運営・広報を担ったりしている。 -
寺島・玉ノ井まちづくり協議会
宅地の中に農園を整備し憩いの場に、幻の江戸野菜を復活
"緑被率10・7%と東京都内でも緑地が少ない墨田区において、「農地がないなら自分たちでつくってしまおう」と、3年がかりで農園を造園。宅地に囲まれた畑や芝生の広場は、区民の憩いの場になっている。江戸時代に、地元で盛んに栽培されていた -
馬場川通りアーバンデザインプロジェクト
川沿いの道をリニューアル、車中心から歩きやすい通りへ
前橋市中心街を流れる馬場川沿いの市道・遊歩道をリニューアルするプロジェクト。地元企業経営者らの寄付金を投入して整備し、公共空間の整備を民間主体で進める全国的にみても珍しい取り組み。道路の老朽化や道幅などの課題があり -
赤羽緑地を守る会
水辺の公園の環境を保護、子どもたちの観察会も
赤羽緑地を守る会は茨城県日立市久慈町の「赤羽緑地・自然観察ふれあい公園」で、環境整備や野生生物の保護に取り組む市民ボランティア団体です。もともと荒廃地だった場所を市と協働で整備し、野鳥が暮らす水辺や古墳時代の史跡を生かした公園として2003年に開園しました。 -
阿蘇門前町商店街振興協会
商店街を湧き水活用や豪華景品の夜市などで復活
事業者一丸で地域のにぎわい創出に励む。阿蘇神社の門前にある商店街は、幹線道路への大型店進出などで1970年代に衰退したが、一帯に自噴する豊富な湧き水を散策スポットにした「水基」や桜並木を90年代から整備。花見の季節に通りに多数の畳を敷いて、 -
遠賀川源流サケの会
サケが帰る清流にしようと稚魚放流や環境整備
毎年3月、遠賀川流域の計20カ所でサケの稚魚計4万匹を地域の小中学生や住民団体などと放流している。旧産炭地を流れる遠賀川は、排水汚染からサケの遡上が一時途絶えた。放流や森づくり、河川清掃などの活動には「サケが帰る清流を」の思いがある。 -
UNOICHI実行委員会
瀬戸内海の魅力発信、市民、移住者、学生ら参加
宇野港を拠点に瀬戸内海の魅力を発信しようと2014年から「UNOICHI 海が見える港のマルシェ」を開催してきた。玉野市民、移住者、大学生らが参加し、高校生もボランティアとして協力。18年には実行委員会の高校生がプラスチックゴミの削減など -
三朝温泉かじか蛙保存研究会
美声のカジカガエルを守ろうと川や森を整備
三朝温泉では初夏になると、川辺からカジカガエルの美しい鳴き声が響く。清流を守っているのが、かじか蛙保存研究会だ。約40年前に「かじかの声を聞く会」として発足したが、カジカガエルが減り始め、鑑賞会から保護活動に力点を移した。 -
玉津島保存会
イベントや講座、写真展重ね地元の名勝アピール
和歌山市の南部にある玉津島をはじめとする和歌の浦一帯は、京に住む貴族たちのあこがれの景勝地であり、歌枕ともなっている。伝統ある美しい景観を地元の人たちが誇りにし、いつまでも守っていこうと、清掃活動やイベントの開催など -
新町川を守る会
浮遊ごみの清掃などで河川を整備、周遊船も運航
「市民の汚した川は市民の手できれいに再生しよう!」との思いから地元有志で結成。徳島市中心部の新町川や周辺の河川で、ボートに分乗して浮遊ごみを網で回収するなど清掃活動に取り組む。