農林水産業– tax –
-
寺島・玉ノ井まちづくり協議会
宅地の中に農園を整備し憩いの場に、幻の江戸野菜を復活
"緑被率10・7%と東京都内でも緑地が少ない墨田区において、「農地がないなら自分たちでつくってしまおう」と、3年がかりで農園を造園。宅地に囲まれた畑や芝生の広場は、区民の憩いの場になっている。江戸時代に、地元で盛んに栽培されていた -
おぐにマルチワーク事業協同組合
移住者が地域産業の担い手、生活基盤つくる
磐梯朝日国立公園に囲まれた自然豊かな山形県小国町で、農業、観光、酒造など四季折々の様々な仕事を組み合わせて暮らす「マルチワーク」の推進に取り組む。I・Uターン者を正職員として雇用し、組合員の要望に応じて各事業所に派遣している。 -
遠野山・里・暮らしネットワーク
民話の里で教育旅行や民泊、都市や海外とつながる
柳田国男著「遠野物語」の舞台で、民話の里として知られる岩手県遠野市に2003年設立された認定NPO法人「遠野山・里・暮らしネットワーク」。豊かな地域資源を生かしたグリーン・ツーリズム(GT)を柱に、教育旅行や農村民泊のメニューを次々と拡充している。 -
下郷村
地域誌や学童施設、共同店舗整え移住者呼び込む
人口1300人余りの中山間地、中津市耶馬溪町下郷地区で、地元の人と移住者がつくった地域づくりグループだ。顧問の中島信男さんは「暮らしの範囲はお寺の鐘が聞こえるくらいがちょうどいい」と活動の本質を語る。 -
川西郷の駅
住民が株式会社を設立、産直農村コンビニを運営
近くに買い物ができる施設がなくなった三次市川西地区で85%の住民が出資して株式会社を設立。2017年、ファミリーマートと提携し、地元農作物の産直市を兼ねた農村コンビニ「川西郷の駅 いつわの里」を開業した。 -
毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト
棚田オーナーや地域通貨を活用、都市住民と交流
「つなぐ棚田遺産」にも選ばれた地域で、住民らが棚田保全と移住促進を目指して設立した集落再生プロジェクト。「1000年つづく里」を住民憲章に掲げ、特産品加工所や、ピザ窯でのピザ作り体験など地域の魅力を発信する。住民と来訪者をつなげる地域通貨「けーら」を考案。 -
大野木長寿村まちづくり会
地域の課題は地域で解決 会員たちが楽しみながら挑戦
インフォーマル(形式ばらずに)、有償、インクルーシブ(分け隔てなく)にこだわり、無理をせず、楽しみながら集落の課題に挑戦している。主たる活動は、高齢者の困りごと支援(小修理、草刈り、剪定、屋敷管理、相談など)、 -
自治組織「共和の郷・おだ」
住民が「小さな役場」をつくり農業にも取り組む
住民で「小さな役場」をつくり分担して専門部会を組織、人口減や高齢化に挑む。 -
ディーグリーン
新鮮・安全な地元の魚で作った離乳食を全国発信
紀伊半島の漁村にあるウェブ制作会社が、新鮮・安全な魚を子どもたちに食べてほしいと離乳食材の通販「mogcook(モグック)」に乗り出した。地元の主婦らが小骨を抜き、ていねいに下処理した魚を調理、真空パックして全国に発送する。 -
えがおつなげて
企業と連携し耕作放棄地を農地再生、人材も育成
2001年に設立、不動産や食品などの大企業と連携して農地を開墾、再生し、農作物を栽培して収穫する「企業ファーム」に取り組む。企業は社員研修や社内食堂の食材としての活用、顧客の体験ツアー、商品開発などの場として活用している。