受賞団体– archive –
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秋田なまはげの会
多重債務の相談受け付け、反貧困に国際連帯も
2011年から「多重債務相談スキルアップ講座」を開催している。自治体や民間団体で相談にあたっている方の中には、(多重に限らず)債務の問題に詳しくない方がいる。 -
仙台市宮城野区福住町町内会
災害対策進め食料・器具を準備、他地域も支援
東日本大震災発生後、町内の400世帯のほか、岩手県大船渡市や気仙沼市など240カ所以上に支援物資を手渡した。まちは自分たちで守るという発想の下、炊き出し用の調理器具や備蓄米などを豊富に保管していた。 -
いわて子育てネット
子育てセミナーで結婚、出産前の社会人をサポート
子育て中の親を見ていると子どもを産むまでに妊娠・出産・子育てと教わる機会も少なく、子どもを産んでから戸惑う人が多い。 -
Kyosokyodo(共創郷土)
新渡戸稲造の遺志継ごうとボランティアが記念館運営
世界に通ずるローカル記念館を目指す新渡戸記念館を、基本的な博物館機能の面でサポートしつつ、十和田市の礎である「三本木原開拓」の志を受け継ぐ地域づくり活動を行っている。 -
ふくろうの会
市民の寄付で美術書中心に収集。展示、講座も
市民がつくる市民文庫をつくろうと、寄付を呼びかけて絵巻物、掛け軸、版画などの複製、美術書を中心に収集、市立室蘭図書館に寄贈し「ふくろう文庫」として管理している。 -
アルテピアッツァびばい
彫刻と自然が調和する「こころのふるさと」を次世代へ
美唄市出身でイタリア在住の彫刻家の作品を展示する「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」を管理・運営する。 -
大内宿保存会、大内宿結の会
江戸時代から残るかやぶき屋根の家並みを守る
江戸時代から残るかやぶき屋根の家並を守り続けてきた。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定、47戸が一定間隔で整然と建ち並ぶ。東日本大震災で大きな被害はなく、保存物件の建築技術の高さを証明した。 -
ノルテ・ハポン
日本最大級の中南米音楽祭に国内外から多数出演
南米アンデス山脈の先住民を中心に伝わる民俗音楽「フォルクローレ」を愛する人々が縦笛、ケーナの生演奏に感動し、1975年から音楽祭「コスキン・エン・ハポン」を始め、国内最大級の中南米音楽祭になった。 -
たかはた共生塾
有機農業運動を情報発信、公開講座で自立目指す
食の安全や農村社会崩壊の危機が叫ばれる中、地域の農業者が手を取り合い、有機農業の実践と、自給ができる地域づくりに取り組んでいこうと1990年に設立した。 -
山内いぶりがっこ生産者の会
いぶした大根で作る特産漬物のブランド商品開発
ダイコンをいぶし、こうじや玄米、砂糖などを使った調味料に漬け込んだ秋田の味、いぶりがっこ。もともとは自分たちで食べる分しか作っていなかったが、近くに直売所ができたことをきっかけに地元の生産者が団体を結成。 -
鳴子の米プロジェクト
山間地の農家と消費者が交流、米作りに取り組む
鳴子温泉地域の鬼首地区は山間地で農業の疲弊が進み、遊休地や耕作放棄地が目立っていた。昔ながらの景観を守るためにも地域の産業を支えようと、農家や旅館経営者らで団体を立ち上げた。 -
体験村・たのはたネットワーク
三陸海岸の立地生かし、海と山の体験型観光推進
漁師が寝泊まりする「番屋」が並ぶ海岸沿いの立地を利用して観光客や教育旅行の受け入れによるエコツーリズムに取り組む。地元漁師が小型漁船「サッパ船」を操り、三陸海岸の景観やふれあいを楽しむクルーズが人気。 -
南郷ジャズフェスティバル実行委員会
日本有数の野外ジャズイベントを実施
青森県南郷村(現在は八戸市と合併)のむらおこしの一環として、ジャズ好きだった元村長がフェスティバルの開催を呼び掛け、若い住民らが呼応して運営に当たる。 -
テツプロ
ボルトやナットで人形製作、鉄をテーマにまちづくり
鉄のまち室蘭の輪西町地区で工場合理化による人口減少に危機感を抱いた地元商店主らが鉄をテーマにまちづくり。ボルトやナットをはんだ付けしたボルト人形「ボルタ」を製作している。 -
羽幌みんなでつくる自然空間協議会
多様な生物が生息する昔の空間づくりを目指す
羽幌町で生き物と共生する空間「ビオトープ」づくりに取り組む。旧羽幌川河川敷に野鳥が生息する森や人口の池、川を備える。