関東・甲信越地方– Kanto & Koshinetsu Area –
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農林水産業
えがおつなげて
企業と連携し耕作放棄地を農地再生、人材も育成
2001年に設立、不動産や食品などの大企業と連携して農地を開墾、再生し、農作物を栽培して収穫する「企業ファーム」に取り組む。企業は社員研修や社内食堂の食材としての活用、顧客の体験ツアー、商品開発などの場として活用している。 -
地域間交流・移住促進
越前浜自治会
共有地や空き地に宅地を整備、移住者受け入れ
新潟市郊外の農村で、2009年から県内外の移住者を増やそうと息の長い自治会活動を続けている。大きなきっかけは地元小学校が統廃合の危機にあったこと。移住者受け入れのため、空き家を活用したり、子育て世代向けの宅地分譲を行ったりした。 -
中心市街地・商店街
鴨居駅周辺まちづくり研究会
駅の清掃やコンサート開催で交流の場づくり
1962年に請願駅として開設されたJR横浜線の鴨居駅周辺に住む78人が会員。毎週日曜日の駅の清掃や、自由通路を使ったミニコンサートの開催を主体に、行政や自治会など地元の45団体と協働し、年100回もの活動を続ける。 -
自然・環境
トキどき応援団
ビオトープでトキと共生、探鳥会や勉強会も開く
トキと共生できるビオトープを実現する活動に市民ら約130人が取り組む。トキや佐渡島に関するテーマで勉強会やバードウオッチングを開いている。 -
文化・スポーツ
柴又まちなみ協議会
〝寅さん〟の街並み守るガイドライン、魅力発信
映画「男はつらいよ」の舞台、葛飾柴又地区の景観を守る「街並み景観ガイドライン」を策定、「変えない開発」「一店一品主義」「おもてなし」を掲げ、下町情緒豊かな帝釈天の門前町のイメージを保っている。変わらない昭和の街並みは、 -
文化・スポーツ
行徳まちづくり協議会
みこし作りなど産物や歴史を生かし地域づくり
地域の産業である、みこしを切り口として景観・地域づくりにつなげようと、2017年5月、地域の自治会長をはじめ、まちづくり団体、市川市などが参加して設立。07年に廃業したみこし店の店舗兼住宅を市川市が改装し18年7月にオープンした -
自然・環境
河内川あじさいの会
よみがえった川にアジサイ、環境保全に取り組む
メンバー約60人で、平塚市を流れる河内川の清掃や草刈りを行っている。川沿いの1・4キロにわたってアジサイを植えた。川はかつてごみの不法投棄などで悪臭を放っていたが、 -
共生・多様性
みぬま福祉会工房集
障害者の創作を社会へ、地域の発信拠点
社会福祉法人みぬま福祉会は、1985年に「どんな障害があっても受け入れる」を理念に設立した。法人の組織の一つ、アトリエ「工房集」はこれまで積極的に施設を開き、所属する作家のようすや彼らの創り出す作品を公開し、 -
防災・災害復興
谷根千・駒込・光源寺隊
地域の若者らがほおずき市を開催、被災者支援も
文京区にある光源寺境内で夏に開かれる「ほおずき市」を通じて地域の交流を深め、地域の若者らが手弁当でテント張りや食事の提供に汗を流す。 -
食の安全・地産地消
キングオブパスタ実行委員会
県産食材パスタを競うイベントで地元の味をPR
独自のパスタ文化を育んできた高崎市でパスタを愛する地元の中小企業経営者らが集まり結成。市内飲食店が自慢の味を競い合うイベント「キングオブパスタ」を開催し、“パスタのまち高崎”の発信に大きな役割を果たしてきた。