第5回優秀賞
(九州・沖縄地方/大分)
敷物材料の特産植物を栽培、後継者も育成
七島藺は1660年代ごろから別府湾周辺一帯で栽培され、敷物や畳表の材料として江戸時代から昭和40年代まで大分の特産品だった。戦後のピーク時は年間550万畳を生産したが、畳表は海外産の材料に取って代わり、生産者の高齢化が進んで消滅寸前だった。それに対し、国産品を見直す動きが起き、畳表に加えて円座などの工芸品を取り入れ、ブランド化を通じた七島藺復活を目指す。年間2000畳程度生産されるようになり、Iターン、Uターンの後継者も出ている。
- [団体名] くにさき七島藺振興会
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