受賞団体– archive –
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食の安全・地産地消
食材応援隊
子ども食堂代表者が連携、食材無料提供の仕組み構築
資金難に悩む県内の子ども食堂代表者らが連携し、2017年に立ち上げた任意グループ。子どもの貧困問題に理解を示す青果の卸・仲卸業者などの協力を得て、流通外となった大量の野菜や果物を毎週火・金に無料で提供してもらう仕組みを構築。 -
文化・スポーツ
シアターねこ
元幼稚園舎に100席の小劇場、地域交流や短編演劇祭
2012年、元幼稚園園舎を活用して松山市中心部に開館した約100席の小劇場。地域の芸術活動の振興を目指し、演劇の活性化と裾野拡大を図る一方、地域と劇場の共存・融合も目標に掲げ、周辺住民や子どもが楽しめる行事にも取り組む。 -
医療・健康・福祉
遠野まごころネット
ボランティアや団体を束ね、沿岸部の被災者支援
岩手県内陸部の遠野市は東日本大震災で被災した陸前高田市、大槌町、大船渡市など海沿いのまちに向かう交通の拠点。 -
自然・環境
ちちぶの会
夕日がインスタ映えする父母ケ浜で砂浜の景観守る
干潮時に鏡面のような写真が撮れる三豊市仁尾町の父母ケ浜で、砂浜の景観を守ろうと美化活動を続けている。活動を通じて夕日が美しく、インスタ映えがすると人気スポットになった。周囲には宿泊施設や駐車場などの施設もでき、整備が進む。 -
自然・環境
とくしまコウノトリ基金
コウノトリの野生復帰のために餌場作り、地域経済活性化も
徳島県鳴門市へのコウノトリの飛来と繁殖成功を契機として2019年9月に発足した。コウノトリ定着のために必要な餌場を確保するため休耕地にビオトープを整備し、餌となる水生生物が繁殖しやすい環境づくりを着実に進めている。 -
食の安全・地産地消
学食ダイニング グランマ
女性有志が地域の大学生に無料食堂開催、食料配布も
山口県下関市の唐戸市場で、2年前の春から月に1回、地域の大学生を対象に無料の食堂を開催。40~80代の女性有志15人ほどが食材や調味料などを持ち寄り、栄養・ボリュームたっぷりの食事をボランティアで調理・提供している。 -
観光
天領上下まちづくりの会
芝居小屋を保存・活用、白壁の町の魅力を動画で発信
広島県府中市上下町の住民有志たちが、町中心部に残る白壁の町並みを生かしたにぎわいづくりに取り組む。新型コロナウイルス感染拡大によって激減した観光客を取り戻そうと、収束後を見据えて町の観光地や名物を動画で撮影し発信するための準備を進める。 -
医療・健康・福祉
KOTOMO基金
コロナ禍での子どもの孤立や学習遅れに連携して対応
コロナ禍で親子に起きた孤立や子どもの学習の遅れ、生活困窮、虐待、精神不安などの諸課題に対応しようと、岡山県内の子どもや親子に関わる32の民間団体・個人が結集した。「育ちを止めるな!」を合い言葉に、 -
観光
石見銀山ガイドの会
世界遺産・石見銀山を案内、歴史や住民の姿を発信
江戸期に日本経済を支えた島根県大田市の世界遺産・石見銀山遺跡で観光ガイドに従事し20年の節目を迎えた。累計案内者数は63万人に達し、一見して往事の繁栄を伝える建造物がなく「価値が分かりにくい」とも評される鉱山の情報発信に努める -
共生・多様性
白浜レスキューネットワーク
自殺志願者に「いのちの電話」で対応、社会復帰を支援
観光名所として知られる一方、身を投げようと訪れる自殺志願者が後を絶たない和歌山県白浜町の断崖「三段壁」に「いのちの電話」を設置し、助けを求めてかけてくる電話に24時間対応している。 -
共生・多様性
多文化共生センターひょうご
外国人に日本語教室や医療を仲介、コロナ禍で支援も
神戸市を中心に、2000年から在留外国人の支援活動を続けている。日本語教室の開催や、行政窓口への同行、確実に医療を受けられるように仲介するボランティアの養成などを手掛ける。 -
食の安全・地産地消
八戸せんべい汁研究所
地元独特の料理を名物に。ご当地グルメの先駆け
肉や野菜のだし汁に鍋用の南部せんべいを入れ煮込む郷土料理、八戸せんべい汁。地元独特の味を全国に発信し、まちおこしにつなげようと飲食店と関係のない市民ボランティア団体を結成。 -
医療・健康・福祉
子どもアドボカシーセンターOSAKA
施設などの子どもが言えない悩みや要望を聴き、代弁
2020年3月に任意団体として発足、6月にNPO法人格を取得。児童養護施設や障害児施設を訪問し、入所する子どもたちが言い出せない悩みや要望を施設側に代弁する活動をする。 -
ビジネス
KOKIN
舞鶴のよさを多目的スペースやゲストハウスから発信
舞鶴が好きな20~50代の会社員、大工、主婦ら約10人が2011年に結成し、「町を楽しみ、発信する」をテーマに活動する。「まちなみは地域の文化を映し出す」と捉え、町屋や空き店舗を改装した -
医療・健康・福祉
三方よし研究会
医師、看護師、消防隊員らが車座で地域医療の意見交換
滋賀県東近江圏の地域医療を考えるために2007年発足した。医師や看護師、理学療法士、行政、消防隊員らが事例や課題を報告し、職種や立場を超えて車座で意見交換、顔の見える関係を築く。 -
医療・健康・福祉
志摩市民病院
赤字病院を若手医師が改革、収支改善、愛される施設に
患者数減少による経営難で診療所への規模縮小が検討され、医師3人が一斉退職。1人残された若き医師が2016年4月院長に就任し、様々な改革に着手。「絶対に断らない医療」を理念に掲げ、 -
医療・健康・福祉
まちスウィング
廃校拠点にまちづくりと福祉のコミュニティービジネス
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンで、廃校となった小学校を再利用した「グルッポふじとう」を拠点に、まちづくり・障害福祉・広報事業のコミュニティービジネスを展開し、地域の活性化に取り組んでいる。 -
教育・子育て
ママバトン
子育てファミリー向け物々交換会を展開、育児情報共有
掛川市を拠点に子育てファミリー向けの物々交換会「ママバトン」を開催している。2013年に活動開始し、8年目。子供服や玩具のリユース、子育て情報の共有、子育て経験ある母親・父親から新米ママ・パパ -
地域ブランド・特産品
ORGAN
岐阜和傘の産業再生目指しブランド化、小売店開店
岐阜市を拠点に、清流長良川流域で観光とまちづくりに取り組んでいる。長良川は多くの流域文化を育んでおり、その一つ、岐阜和傘の産業再生を進める。岐阜和傘は多くの日本文化の現場に欠かせないが、 -
自然・環境
Hakuba SDGs Lab(白馬SDGsラボ)
スキー観光地の高校生がSDGs活動、村ぐるみで展開
全国有数のスキー観光地、北安曇郡白馬村で2019年に設立。北アルプス山麓の豊かな自然環境を将来に引き継ぎ、持続可能な観光地として発展を続けていくために、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)に着目。