受賞団体– archive –
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こどもソーシャルワークセンター
生きづらさ抱える子の居場所、一緒に食べて楽しむ
さまざまな理由から「生きづらさ」を抱えている子どもや若者たちを受け入れ、居場所を提供する活動を続けている。福祉行政や学校などからの紹介で来所する子どもたちにセンターのスタッフはあれこれ指導や教育はしない。 -
むすび目Co-working
共働スペースやシェアキッチンで人をつなぎ、移住支援
町になかったコワーキングスペースを立ち上げようと集まったメンバーが、情報発信を通じて人と地域をつなぐ結び目になろうと2018年にプロジェクト結成。人口減少や空き家問題などが深刻化する中、移住定住支援や空き家再生などに取り組む。 -
尾州のカレント
日本一の毛織物産地の魅力を若手社員が発信
日本一の毛織物産地、尾州の企業で働く若手社員のサークル活動。「世界三大産地」と呼ばれるほど高品質な生地や服を作る産地だが、認知度が低く衰退の一途を辿っている。 -
シズオカノーボーダーズ
障害者、健常者が一緒にダンスやパフォーマンス
「シズオカノーボーダーズ」は2019年に始動した、障がい者、健常者の混合メンバーで結成された約20名のパフォーマンスチーム。ダンス、コントを交えたコミカルでポップな作品を上演する。 -
加子母木匠塾実行委員会
大学生が木造建築を実践的に学ぶ合宿は約30年に
山林資源に恵まれた中津川市加子母を舞台に大学生たちが木造建築を実践的に学ぶ「加子母木匠塾」は、約30年間続く域学連携の取り組みだ。 -
ふるさと美浜元気プロジェクト
地元の良さや課題解決のアイデアを小学生が発信
福井県美浜町の全3小学校の児童が合同で町を調査し、課題や課題解決のアイデアを新聞にしたりフォーラムを開いたりして町民に発信している。町の多彩な魅力に直に触れることで、古里への愛着も育んでいる。 -
当目
棚田米を商品化し伝統食復活、学生の合宿受け入れ
2012年11月、能登町当目の農家が中心となり、「当目夢を語る会」として発足した。高齢化と人口減少が進む地域で、棚田米「当目の米」を商品化したほか、地元に伝わる伝統保存食「なれずし」を復活させ、集落を持続させるための活動に力を入れている。 -
善商
商工会の有志が設立し特産品開発、高校生も巻き込む
善商は町商工会青年部員の有志が2010年に地域活性化のために設立した。現在は40~50代の8人のメンバーが所属する。地域資源を生かした地元特産品の開発やイベントの企画やボランティア活動などを幅広く行っている。 -
安政遠足保存会
江戸時代の史実を基に藩士の長距離走イベント化
「安政遠足」は1855年に安中藩主、板倉勝明公が藩士の心身鍛練に始めたとされる。団体は市民や学識経験者、行政関係者らで結成され、1975年に遠足を復活させ、2019年に45回を迎えた。 -
つくえラボ
高齢者が移住者に農業技術伝授、アートプロジェクトも
合同会社つくえラボ(長野県富士見町)は高齢者や障害者など誰もが楽しむことができ、元気で過ごせる地域をつくりたいと居場所づくりに取り組む。特に高齢者は運転免許の返納や新型コロナ対策から外出する手段や目的を失うことも多い。 -
EDGE
古民家を再生、特産食材使い村を「丸ごとホテル」に
山梨県小菅村と民間が共同で、人口700人弱の村を丸ごとホテルにするコンセプトで「分散型ホテル」を展開している。空き家だった古民家を再生し、これまでに二つのホテルがオープン。 -
ミライズ
空き店舗増えた温泉街に日本酒やスイーツの専門店
新潟県新発田市月岡温泉の旅館・ホテル経営者でつくる合同会社ミライズは、地元温泉街の空き店舗や空き地を活用し、日本酒やスイーツなどの専門店に再生させる活動をしている。2014年から毎年一つずつ店を増やし、22年で計9店になった。 -
神奈川大学体育会サッカー部・竹山団地プロジェクト
団地を学生寮に、防災訓練や高齢者のスマホ教室
神奈川大学サッカー部は、竣工から約50年が経ち、住民の4割強が65歳以上と高齢化が進む竹山団地(横浜市緑区)の一部を学生寮として活用し、竹山団地の自治会や神奈川県住宅供給公社と連携して、周辺地域の活性化や地域コミュニティの課題解決に繋がるSDGs活動「竹山団地プロジェクト」を展開しています。 -
東京スリバチ学会
凹凸地形の街を歩いて魅力発掘、全国に連携拡大
「東京スリバチ学会」は、東京特有の凹凸地形に着目し、まち歩きを通じて地域資源の発掘・発信を独自の手法で行っている任意団体。まち歩きは2003年より誰もが参加できるスタイルで継続的に開催され、情報交換と地域コミュニティ醸成の場が提供されている。 -
NIPPONIA SAWARA
北総の小江戸で古民家を宿泊施設やレストランに
NIPPONIA SAWARAは「北総の小江戸」と呼ばれる千葉県香取市佐原で観光休憩所の運営や古民家改修を行っている。 -
暮らしの編集室
団地の空き店舗がジャズ喫茶と工房に、住民の居場所
「暮らしの編集室」は、埼玉県北本市の観光協会職員、写真家、建築家らからなるまちづくり会社。行政やUR都市機構、民間企業と連携し、築50年が経過して住民の高齢化が進むURの賃貸住宅「北本団地」で地域活性化に取り組む。 -
前橋工科大 堤洋樹研究室
公営団地にシェアハウス、学生が住んで課題解決
老朽化した公営団地の集合住宅をシェアハウスにリノベーションし、前橋工科大の学生が住みながら課題を解決する社会実験が、群馬県内最大規模の広瀬団地(前橋市)で始まっている。 -
ダイバーステイ
条件の悪い空き家を生かした農村民泊に多くの若者
ありふれた農村で、空き家問題に取り組むと同時に地域に若者を呼び込むことで、社会的活性化と経済的活性化を同時に推進している。 -
逆川こどもエコクラブ
ホタルやサケ守り成果発信、環境保護の担い手に
偕楽園公園の中心「千波湖」を囲む約50haの水田に飛び交うホタルは昭和の時代に休耕田となって危機的状況へ。このホタルを生き延ばそうと2005年に幼児6人でクラブが設立され、同地区の逆川緑地で増やしてきた。 -
なみえアートプロジェクト「なみえの記憶・なみえの未来」
知的障害のある作家が住民の思いを屋外アートで表現
東京電力福島第1原発事故で全町避難した浪江町で、地域の記憶と未来をつなぐ「なみえアートプロジェクト」が4月に始まった。