受賞団体– archive –
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防災・災害復興
阿蘇門前町商店街振興協会
商店街を湧き水活用や豪華景品の夜市などで復活
事業者一丸で地域のにぎわい創出に励む。阿蘇神社の門前にある商店街は、幹線道路への大型店進出などで1970年代に衰退したが、一帯に自噴する豊富な湧き水を散策スポットにした「水基」や桜並木を90年代から整備。花見の季節に通りに多数の畳を敷いて、 -
文化・スポーツ
牛津赤れんが会
れんが建物を拠点に地域づくり、自主映画を製作
国の登録有形文化財「牛津赤れんが館」を活用、「アートなまち」をコンセプトに、30~70代の会員15人が自由な発想でジャズコンサートや伝統芸能の発表会などを2002年から続ける。地域に光を当てる取り組みとして17年に会員が中心となり -
自然・環境
遠賀川源流サケの会
サケが帰る清流にしようと稚魚放流や環境整備
毎年3月、遠賀川流域の計20カ所でサケの稚魚計4万匹を地域の小中学生や住民団体などと放流している。旧産炭地を流れる遠賀川は、排水汚染からサケの遡上が一時途絶えた。放流や森づくり、河川清掃などの活動には「サケが帰る清流を」の思いがある。 -
観光
むろと廃校水族館
廃校に水族館。展示を工夫し、人気施設に
室戸市室戸岬町の旧椎名小学校を市が改修し、2018年4月に開館した。NPO法人「日本ウミガメ協議会」(大阪府)が指定管理者として運営。屋内の水槽や屋外のプールに定置網で混獲されたウミガメや、近海のアジやブリなど50種類、 -
教育・子育て
翼学園
長期欠席の子どもを支援し、学校復帰を実現
小学校でのいじめを解決するために1985年に活動を始め、大勢の子どもをいじめから救い、円満解決して学校へとつなげた。その後も変わらず、学校に行くことがつらいと感じる子どもの支援を続けている。さまざまな理由で学校に -
文化・スポーツ
長崎コンプラドール
歴史や文化に触れるまち歩き推進、スタッフ育成
長崎弁で「ぶらつく」などを意味する「さるく」。2006年度に開催されたまち歩き博覧会「長崎さるく博」に関わった市民らが立ち上げた。 -
文化・スポーツ
サンポート高松トライアスロン大会実行委員会
市民ボランティアを中心に運営、国際大会も招致
日本一の「まちなか大会」を目指し、民間主導で2010年にスタート。最初は沿岸の通りだけだったが、13年から目抜き通りもコースに。五輪代表選考につながるポイントを獲得できる「アジアカップ」も誘致、住民や企業、行政などを巻き込み発展した。 -
文化・スポーツ
阿波農村舞台の会
人形浄瑠璃でまちが変わる
県内の神社境内に数多く残る芝居小屋「農村舞台」を調査、活用を図り、人形浄瑠璃の振興や地域の活性化につなげる。舞台の多くは過疎、高齢化が進む山間部にあるが、にぎわいを創り出し地域住民の自信と誇りを取り戻すことを目指す。 -
文化・スポーツ
山口狛犬楽会
個性豊かな狛犬を通して地元を愛する気持ちを醸成
神社などでよく目にするものの、地域ごとに特徴があることや由来など、知られていなかった狛犬に着目して、これまでに山口県内で1000組余りの狛犬を調査してきた。春と秋には狛犬を巡りながら地域の文化や自然に親しむイベント「狛犬ウォーク」を開催する。 -
農林水産業
川西郷の駅
住民が株式会社を設立、産直農村コンビニを運営
近くに買い物ができる施設がなくなった三次市川西地区で85%の住民が出資して株式会社を設立。2017年、ファミリーマートと提携し、地元農作物の産直市を兼ねた農村コンビニ「川西郷の駅 いつわの里」を開業した。 -
自然・環境
UNOICHI実行委員会
瀬戸内海の魅力発信、市民、移住者、学生ら参加
宇野港を拠点に瀬戸内海の魅力を発信しようと2014年から「UNOICHI 海が見える港のマルシェ」を開催してきた。玉野市民、移住者、大学生らが参加し、高校生もボランティアとして協力。18年には実行委員会の高校生がプラスチックゴミの削減など -
地域間交流・移住促進
サウンドファイブ夢の音会
バンド活動が発展、拠点を整備し都市と交流
バンド活動などを通した地域づくりから取り組みを開始。結成50周年を超え、会員は20~60代の約40人。拠点として整備した「夢の音村」や「森の公民館」で都市部住民との交流を図っている。劇作家の生誕地であることを切り口に、 -
自然・環境
三朝温泉かじか蛙保存研究会
美声のカジカガエルを守ろうと川や森を整備
三朝温泉では初夏になると、川辺からカジカガエルの美しい鳴き声が響く。清流を守っているのが、かじか蛙保存研究会だ。約40年前に「かじかの声を聞く会」として発足したが、カジカガエルが減り始め、鑑賞会から保護活動に力点を移した。 -
自然・環境
玉津島保存会
イベントや講座、写真展重ね地元の名勝アピール
和歌山市の南部にある玉津島をはじめとする和歌の浦一帯は、京に住む貴族たちのあこがれの景勝地であり、歌枕ともなっている。伝統ある美しい景観を地元の人たちが誇りにし、いつまでも守っていこうと、清掃活動やイベントの開催など -
文化・スポーツ
奈良の食文化研究会
奈良の郷土料理や地元食材を研究、県内外に発信
歴史文化が深く「和食の発祥の地」とも言える奈良の食文化を研究し、県内外に発信している。奈良の食は「奈良にうまいものなし」とまで言われ、本来のおいしさがまだまだ知られていない。郷土料理の発掘と研究、地域の料理講習、 -
国際交流・外国人
多言語センターFACILL
地域社会と外国人コミュニティーをつなぐ「コーディネーター」
阪神・淡路大震災を契機に、地域住民である外国人が必要とする情報の翻訳、生活現場で必要な通訳者の派遣など、地域の多言語環境を促進し、社会的課題の解決に向けた提言も行う。また、外国人を含む地域住民や行政、医療機関、 -
農林水産業
蕨野棚田保存会
千枚棚田を生かし、農業体験や米のブランド化
後継者不足や高齢化で休耕田が増え始めた、約700枚の棚田が連なる蕨野地区の現状に危機感を持った住民有志が立ち上げた。 -
教育・子育て
Happy mam(ハッピーマム)
ひとり親家庭に食材などを提供。悩み相談も
困窮するひとり親家庭に支援者からの食材寄付を発送しています。コロナ禍で6ヶ月に1度の面談が行えない時もありますが、LINE等でコミュニケーションをしています。食材発送の世帯は50世帯を超え、重病を抱える親もいます。 -
地域間交流・移住促進
毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト
棚田オーナーや地域通貨を活用、都市住民と交流
「つなぐ棚田遺産」にも選ばれた地域で、住民らが棚田保全と移住促進を目指して設立した集落再生プロジェクト。「1000年つづく里」を住民憲章に掲げ、特産品加工所や、ピザ窯でのピザ作り体験など地域の魅力を発信する。住民と来訪者をつなげる地域通貨「けーら」を考案。 -
医療・健康・福祉
大野木長寿村まちづくり会
地域の課題は地域で解決 会員たちが楽しみながら挑戦
インフォーマル(形式ばらずに)、有償、インクルーシブ(分け隔てなく)にこだわり、無理をせず、楽しみながら集落の課題に挑戦している。主たる活動は、高齢者の困りごと支援(小修理、草刈り、剪定、屋敷管理、相談など)、