受賞団体– archive –
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文化・スポーツ
版画フォーラム実行委員会
無形文化遺産の和紙広めようと小さな村で全国展
埼玉県唯一の村、東秩父村を中心に活動。版画にも用いられる地元の和紙は1300年の歴史を持ち、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。そんな特産の和紙をもっと知ってもらおうと、村民の呼び掛けで2004年に設立され、 -
医療・健康・福祉
We are with you
日系ブラジル人らが道路、川の清掃、児童生徒健診
外国人住民の割合が18%超の群馬県大泉町で、日系ブラジル人らが立ち上げたボランティア団体。道や河川の清掃のほか、ブラジル人学校の児童生徒の健康診断事業などを展開している。15人いる会員は日系ブラジル人社会のキーパーソンで、 -
交流・居場所づくり
えんがお
空き店舗を拠点化、高齢者・若者・学生が交流
「えんがお」の名は「笑顔」と「縁側」、「顔の見える円の関係」から。高齢者の孤立を防ぐため、買い物や掃除など日常生活の困り事を解決していく中で若者との交流を促す。クラウドファンディングを活用、空き店舗を再生した拠点 -
観光
サクラサク里プロジェクト
里山の桜を保全、展望台整備やガイド、出前授業
国の天然記念物「桜川のサクラ」を守る活動から始まり、かつて「西の吉野、東の桜川」と称された市の魅力として売り出そうと、地元商工会青年部の有志で結成した。苗木の育成・植樹、下草刈りや展望台の整備、ホームページによる開花状況の発表、 -
観光
安心院町グリーンツーリズム研究会
農家に泊まり農作業を体験、地域経済の柱に成長
農家に泊まり農作業を体験するグリーンツーリズムの先駆けだ。活動を始めた1996年に8軒だった会員は50軒に増加。 -
文化・スポーツ
はじまりの美術館
障がいのある方を含む誰もが集える場作り
障害のある方や現代美術家らの表現を紹介する福島県内にある小さな美術館。築約140年の酒蔵を改修し、2014年、猪苗代町にオープンした。企画展をはじめ、マルシェなどのイベントも展開。地域住民らが集う「寄り合い」を定期的に開催するなど、 -
防災・災害復興
葛力創造舎
避難解除の村で米作、商品開発、移住者受け入れ
通常ならば持続不可能と思われる人口数百人単位の過疎の村でも、住民が幸せに暮らせる仕組みを考える。原発事故による全村避難が解除されたとはいえ帰村率は低い中、メンバーは米作りから地域づくりを始めた。甘酒「ノマッシェ」を開発、 -
地域間交流・移住促進
新庄市エコロジーガーデン交流拡大プロジェクト実行委員会
広大な旧蚕糸試験場を活用したマルシェなどの開催
国の蚕糸試験場だった緑豊かな広大な敷地と歴史的建物群を活用して、農産物や手作り品を販売する「キトキトマルシェ」を地域の団体やデザイナーが協力して実施している。5月から11月まで毎月40ほどの店舗が出展し、年間1万数千人が来場する。 -
ビジネス
秋田人変身力会議
〝粘り強いが口べた〟から変身するリーダー応援
秋田県民は真面目、粘り強いと評される一方で、「しょしがり(恥ずかしがり)」ともいわれる。自己主張せず、考えがあっても言わない内気、口べたな〝県民性"が外への販路拡大の支障になってきたともされる。 -
農林水産業
ほやほや学会
ホヤ消費拡大を目指し漁師や消費者らが魅力発信
全国有数のホヤ生産地、宮城県で、消費拡大を目指し漁師や水産加工会社、県内外の消費者らが連携した。東日本大震災で輸出が打撃を受けたことに発奮、首都圏の消費者と漁師をつなぐツアーやイベント、調理法などを学ぶワークショップを開催し、 -
農林水産業
しずくいし軽トラ市実行委員会
「軽トラ市」を全国に先駆けて開催
5~ 11月の毎月1回、雫石町中心商店街「よしゃれ通り」で開催するしずくいし軽トラ市は、2005年に始まり、100回を超えた。軽トラックの荷台に農林水産物などを陳列し販売するスタイルを全国に先駆けて確立。 -
地域ブランド・特産品
十和田きみがらスリッパ生産組合
第10回優秀賞 (北海道・東北地方/青森) -
共生・多様性
知里森舎
「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵の記念館運営
アイヌ文化を継承させてきた先人の生涯と業績に学び、広く伝えている。アイヌ民族として初めてカムイユカラ(神謡)を文字化した「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵の業績を顕彰する「銀のしずく記念館」を生家近くに開いた。 -
中心市街地・商店街
恵み野商店会
商店街第2世代が花のまちづくり、イベント開催
約40年前にできた新興住宅地の商店活性化を30~40代前半の若い理事たちがけん引。母親の代から続く花のまちづくりを受け継ぎ、歩道に700メートルにわたって個性豊かな36のミニ庭園を配置したガーデンギャラリーは、 -
医療・健康・福祉
いけま福祉支援センター
手作りの介護事業、高齢者の知恵を次世代に継承
宮古島の隣にある池間島で、最後まで故郷に暮らしたいお年寄りの願いをかなえようと主婦グループが奮闘、2006年に介護事業所を開設した。使われていなかった建物を拠点に、お年寄りをケア、介護士など新たな雇用も生まれた。 -
自然・環境
阿蘇グリーンストック
雄大な草原を守るため野焼きをボランティア支援
雄大な阿蘇の草原地帯。行政や農家、市民、企業が協力して設立し、ボランティアで野焼き支援活動を行い、美しい緑を守る取り組みを続けてきた。 -
教育・子育て
地域サポートわかさ
公民館拠点に多彩な講座。SNSも駆使
若狭公民館周辺の住民や自治会、学校関係者らが結成。公民館の指定管理者として「朝食会」や、大学生が子どもを教える「土曜朝塾」、一人親家庭の児童らへの無料英会話教室、公民館から遠い場所に出向く「パーラー公民館」など -
地域間交流・移住促進
阿室校区活性化対策委員会
学校の存続目指し親子留学を誘致。農業の振興も
阿室小中学校存続のために始めた親子山村留学を機に、住民一丸となって活気ある地域づくりに成功した。「親子」の移住が進んだことで児童生徒増だけでなく、移住者が農業の担い手となったり、起業して農産加工物を全国に販売したりと、 -
教育・子育て
ままのて
食事の提供や学習の指導、講座を開き子育て支援
子どもを軸に多世代を支援しようと2014年に設立。ひとり親や生活困窮家庭を含む子育て世帯を対象に講座やセミナーを開き、保育士や行政書士、社会福祉士などの専門職が相談に応じている。 -
地域間交流・移住促進
下郷村
地域誌や学童施設、共同店舗整え移住者呼び込む
人口1300人余りの中山間地、中津市耶馬溪町下郷地区で、地元の人と移住者がつくった地域づくりグループだ。顧問の中島信男さんは「暮らしの範囲はお寺の鐘が聞こえるくらいがちょうどいい」と活動の本質を語る。