受賞団体– archive –
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ビジネス
シーセブンハヤブサ
廃校を改修した複合施設を運営、人材育成拠点に
無人駅近くの小学校だった建物を、シェアオフィス、カフェ、ショップが入った複合施設「隼Lab.(ラボ)」としてオープンした。起業を支援し、投資、IT企業、地域商社が拠点を構える。オープンエリアでは、若い母親や高齢者を巻き込んだイベントがめじろ押しだ。 -
地域ブランド・特産品
くさかんむり
かやぶき職人らがワークショップ。海外と交流も
全国でも屈指のかやぶき民家数を誇る神戸市北区を中心にカヤの葺き替え作業の傍ら、かやぶきの魅力を伝えるワークショップや海外の職人との交流も手掛ける。職人7人。1棟の葺き替えに1カ月~1カ月半かかるため、年間に作業できるのは8棟ほど。 -
文化・スポーツ
種子島アクションクラブ
ローカルヒーローが活躍、アクション創作劇上演
鹿児島県・種子島に元気を与える活動をと、立ち上がったローカルヒーロー「離島閃隊タネガシマン」。奮闘は20年を超え、島の〝顔〟に。 -
交流・居場所づくり
SEIN
高齢化のニュータウンに総菜店開設、交流の場に
高度経済成長期に整備されたニュータウンが高齢化で、空き部屋増加、買い物難民、独居者の孤立に直面している。課題を解決しようと、空き室を改装した総菜店「やまわけキッチン」をオープン、1人分に小分けしたおかずを組み合わせ、 -
防災・災害復興
アクトスター
西日本豪雨をきっかけに先進的な防災に取り組む
2018年7月の西日本豪雨被災をきっかけに、中山間地・綾部市星原町で自主防災組織として結成、先進的な防災に取り組む。集落を歩いて土砂災害の危険箇所を洗い出し、古道を「第2の避難路」として再生。住民が避難と避難所生活を体験する訓練も実施した。 -
文化・スポーツ
びわこジャズ東近江実行委員会
約3万人を集め原則無料。地元産品マーケットも
びわこジャズ東近江は、滋賀県東部の東近江市中心市街地を会場に2009年から毎年4月に開催している。19年はプロやアマチュアの約210組が出演、約3万人を集めた。入場は原則無料で、運営には広告収入をあてている。 -
防災・災害復興
天満浦百人会
元別荘を津波防災拠点に活用、交流・学習の場に
30年前「天満浦を元気にしよらい!」を合言葉に主婦を中心に結成。1944年の東南海地震で大きな被害を受けた天満浦は津波対策が課題だった。高台にあり地域のシンボル的存在だった別荘「天満荘」の取り壊しが浮上したが、 -
教育・子育て
愛知県立安城農林高校
独自手法で卵の質向上。ミツバチや地場野菜育成
高校生のアイデアでさまざまな事業を生み出し、地元を盛り上げる原動力になっている。「Anno健幸卵」プロジェクトは、独自の方法で卵の質を向上させている。さらに特産の鶏「岡崎おうはん」の普及を岡崎市と提携して推進する。 -
地域間交流・移住促進
machimori
空き店舗を再生しゲストハウスやシェアオフィス
空洞化が目立っていた中心市街地の銀座通り商店街で古いビル・空き店舗を再生、おしゃれなカフェや小さなホテル、名産の干物を自分で焼いて食べられるゲストハウスやシェアオフィスなどを運営している。 -
教育・子育て
かさまつMIRAI塾
40~80代が仕事の知識を基に最先端技術を提供
「笠松の未来に光を 子どもたちに夢を」を理念に掲げ町民有志が2015年に結成、拠点となる町歴史未来館の活動を支援している。40~80代の会員約40人が所属し、仕事などで培った知識や技術を基に、最先端の科学技術について学び合い、 -
地域ブランド・特産品
長野県時計宝飾眼鏡商業協同組合
機械式時計技術者に独自資格。高級腕時計も発売
長野県の伝統、精密機械産業の象徴とも言える時計産業では、クオーツ式の普及に伴い機械式を修理できる技術者が減少した。これに危機感を持ち2004年、独自資格「信州匠の時計修理士」を創設した。 -
共生・多様性
グレイス・ロード
ギャンブル依存回復を目指す人々が地域活動参加
ギャンブル依存回復支援施設の入所者が、回復プログラムに取り組む傍ら、自治会の祭りや運動会、清掃など地域活動に参加している。高齢化で人口減が進む地域にとって、入所者は活力をもたらす存在になっている。 -
地域間交流・移住促進
ふるさと福井サポートセンター
空き家活用に支援システム、希望者をマッチング
空き家対策に民間の視点でアプローチ。社会福祉協議会や学校などを巻き込んだ再生・マッチング戦略、活用の前提となる実態調査などの支援システムを開発した。タブレット端末で空き家の状況をデータベース化できる「ふるさぽマップ」を自治体向けにリリース。 -
農林水産業
「定期朝市」トロントロン軽トラ市
長い坂道で名物朝市・軽トラ市を開催、来客多数
トロントロンと呼ばれる地区の坂道600メートルを使って、毎月第4日曜日の朝8時から開催し、農家や漁業者らが農、海産物、畜産加工品など、多彩な商品を軽トラックに載せて出店する。 -
地域間交流・移住促進
七尾市たかしな地区活性化協議会
習わしをまとめた「集落の教科書」で移住促進
人口減少に歯止めをかけようと2014年から空き家のデータベース化や移住者受け入れ、郷土料理の普及、廃校舎を利用したイベントなどを行ってきた。地元行事や風習をまとめて心のハードルを下げる「集落の教科書」も作製、移住者が増え始めている。 -
地域間交流・移住促進
金屋町元気プロジェクト
石畳、町家の地区への定住支援、移住体験施設も
石畳の通りに千本格子の町家が並ぶ高岡市金屋町。2012年に国重要伝統的建造物群保存地区に選定されたが、近年は人口が減っている中、定住希望者の情報を共有・支援するとともに、町の魅力や空き家情報をSNS等で発信している。 -
文化・スポーツ
ソーシャルファームさんじょう
「半農半バスケット」で子ども指導、プロ競技も
三条市の緑濃い下田地域で、農業を営みバスケットもプレーする「半農半バスケ」に各地の若者が集い、3人制プロリーグにチームを送る。農業・スポーツ・交流を柱とした「人づくり」の郷づくりを進め、あらゆるスポーツの選手がここで子どもたちを指導、 -
交流・居場所づくり
100段階段プロジェクト
殺風景な階段カラフルに。遊歩道ネットワーク化
50年前に造られた殺風景な「100段階段」を多世代の住民が参加してカラフルに塗り替え、愛着の持てるランドマークによみがえらせた。まちのとっておきの場所に「たまプラ遺産」タイルを設置し、同じ標高の階段のプレートとひも付けることで丘のまちの高低差を実感。 -
医療・健康・福祉
あらかわ子ども応援ネットワーク
市民団体と行政が連携、子どもの情報共有し支援
「子どもを真ん中にみんなで手をつなごう」。区の社会福祉協議会を事務局に多くの支援団体のネットワーク化と区、教育委員会との緊密な連携で、きめ細かい活動を展開している。3か月に1度、30を超える組織や子ども食堂など市民団体と、行政の担当者が -
共生・多様性
松戸市に夜間中学校をつくる市民の会
学ぶ機会を失った約2千人に学習の場を提供
貧困や不登校、障害などの理由で学ぶ機会を失った人たちに学習の場を提供する夜間中学校。松戸市内に公立夜間中学校の開設を目指す人たちが1983年、「市民の会」を結成し「松戸自主夜間中学校」を開講した。それ以来、学んだ人は約2千人に上る。