受賞団体– archive –
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フードバンク関西
企業、個人から食料譲り受け、世帯支援に無償提供
企業や個人から商品としては扱えないが食品として全く問題のないもの、使い切れなかった食品の寄贈を受け、食品を必要とする人をサポートする団体や個人に無償で提供している。福祉施設やこども食堂に -
グリーンバレー
「人」コンテンツにクリエーティブな田舎づくり
「日本の田舎をステキに変える!」を掲げ、芸術や文化の力で地域の魅力を創出。国内外の芸術家を毎年秋、町に招き、創作活動を支援する「神山アーティスト・イン・レジデンス」を20年以上も毎年開催。 -
こえとことばとこころの部屋cocoroom
日雇い労働者らが参加できる学びの場開催
日雇い労働者の街として知られる大阪市西成区の釜ケ崎で、2012年から「学びたい人が集まれば、そこが大学」として「釜ケ崎芸術大学」を開催する。困窮者は無料。運営は寄付や助成金で賄う。 -
気張る!ふるさと丹後町
住民マイカーをタクシー代わり、地域の足に
人口減少、過疎・高齢化が進む地域では、住民の足の確保が大きな課題。「気張る!ふるさと丹後町」はマイカーをタクシーに見立てて、住民や観光客を有償運送する取り組み「ささえ合い交通」を2016年に始めた。 -
エナジーフィールド
現代アートの国際芸術祭。空き家に展示も
2001年から現代アートの国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ」を2~3年間隔で計8回開催している。20年10~11月には〝森羅万象~COSMIC DANCE〟をテーマに、これまで開催していた近江八幡市に加えて彦根市にも -
大内山動物園
殺処分から保護された動物が集まる動物園
全国でも珍しい個人経営の動物園。存続危機に陥った動物園を建設会社の経営者が引継ぎ、再建した。動物約700匹が飼育されており、その7割は閉園される動物園から引き取ったり、殺処分寸前で保護されたりした動物だ。 -
花男子プロジェクト
地場産の花を贈る文化広めるパフォーマンス
日本一の花生産地である愛知県東三河地方から「花を贈る」文化を日本中に広めようとパフォーマンスを続ける。花の仲卸をしていた近藤祐司さんが代表となって仲間と始めたプロジェクト。 -
里山くらしLABO
市と連携し、山間地の町内会サポート
静岡市の山間部に位置する奥藁科地域で、空き家を使った子育て世帯の誘致や、母親グループ「奥わらママ」の結成、多過ぎる町内会行事の削減、特産品事業の次世代への継承など、住民発の活動を支えてきた。 -
美濃歌舞伎保存会
芝居小屋を移築・復元、歌舞伎を定期公演
美濃歌舞伎保存会は1972年に設立。県内2カ所の芝居小屋を移築・復元した「相生座」(瑞浪市日吉町)を中心に、地歌舞伎の定期公演を年2回開催。地歌舞伎衣装は約4000点所有し、保存管理を行いながら、 -
WAKUWAKUやまのうち
温泉の空き店舗を再生しレストランやカフェ運営
信州・湯田中温泉の空き店舗を再生し、ビアバー・レストラン、カフェ、ホステルを運営するまちづくり会社。地方銀行である八十二銀行がリードし、地元住民を主体に設立。関連の不動産会社がファンドの -
ワインツーリズム
地場産業を地域体験コンテンツに「ワインツーリズム®」
紅葉したブドウ畑が広がる風景に点在するワイナリーを巡り、育んだ風土に触れながら食と文化を丸ごと味わう「ワインツーリズム」。勝沼をはじめワイナリーのある地域を回るバスを走らせ、参加者が作り手との交流を楽しむ -
鯖江市地域活性化プランコンテスト実行委員会
全国の大学生が鯖江の活性化策を提案
まちから活気が失われつつあった鯖江市。東京暮らしを経験し、課題はまちに対する若者の無関心にあると気付いた竹部美樹さんが、全国の大学生が鯖江のまちを歩いて活性化のアイデアを競うコンテストを -
ジブンノオト
100年続くふるさとをつくるキャリア教育
高齢化率日本一を記録した山口県周防大島町に、2004年にUターンした若者が、島おこしの組織を立ち上げ起業支援を始めた。 -
TOGA天空トレイル大会実行委員会
廃止スキー場に代わる振興策に山野駆けるイベント
廃止されたスキー場に代わる過疎振興策として、山野を駆けるトレイルランを開いている。多くの住民が沿道で声援を送ったり、休憩場所で郷土料理を提供したりする地域ぐるみのもてなしが評判を呼んでいる。 -
「燕三条 工場の祭典」実行委員会
中小企業が集まる工場を開放し、見学できるイベントを開催
新潟県の燕三条地域は中小企業が集まる日本有数のものづくりのまちだ。打刃物や洋食器などの企業が工場(こうば)を開放し、見学できるイベント「燕三条 工場の祭典」を開く。祭典は産業観光の目玉であるだけでなく、 -
ふらっとステーション・ドリーム
郊外団地の空き店舗を借り住民がカフェ運営
都市郊外団地「ドリームハイツ」で、空き店舗を借りて住民が主体的にコミュニティカフェを運営している。主婦スタッフが調理室で手作りする日替わりランチが人気で、独り暮らしの高齢者らの健康管理を支えている。 -
豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
地域を変える/子どもが変わる/未来を変える
2012年設立。「子どもの貧困」をテーマに、地域の子どもを地域で見守り、育てることをコンセプトとして活動している。遊びサポート、学びサポート、暮らしサポートの3本柱で有機的なネットワークをつくり、 -
報徳の会・内田未来楽校 通称 内田未来楽校
卒業生を中心に廃校した小学校を地域の交流の場に
廃校の利活用が各地で進む中、報徳の会は卒業生らが主体となり、旧内田小学校を「内田未来楽校」に再生。朝市や作品展の開催などで地域住民の交流を促し、人口減少や少子高齢化・過疎化が進む市原市の南部地域に -
川口自主夜間中学
誰でも無料で授業受けられる夜間中学を運営
公立夜間中学のなかった埼玉県で市民グループが1985年から自主夜間中学を運営している。川口市で週2回、公民館などで教室を開く。学びに来るのは不登校の子や十分に勉強できないまま学校を卒業してしまった人、 -
ながめ黒子の会
大衆演芸場を保存、落語会など通じ歴史文化伝える
戦前に建てられた大衆演芸場「ながめ余興場」の保存と利活用を目的に1993年に発足した。当時、ながめ余興場を取り壊す声も上がったが、会員は余興場の価値と存続を訴え、伝統を守った。