受賞団体– archive –
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山本有三記念会
読書感想文、俳句教室など文学コンクール開催
「真実一路」「路傍の石」で知られる作家、山本有三(1887~1974年)は栃木県栃木市出身。市内の「山本有三ふるさと記念館」を拠点として、有三が生涯にわたって情熱を傾けた人づくり、ことに青少年の -
茨城NPOセンター・コモンズ
被災地復興に挑み、空き家活用、防災にも取り組む
2015年の関東・東北豪雨で鬼怒川が決壊、水害に見舞われた茨城県常総市で、空き家を、外国人の子どもたちも集う「多文化保育園」に変えるなど被災したまちを復興させる事業に挑む。NPO法人の中間支援団体として -
工房おのみち帆布
港町ゆかりの帆布で小物・バッグを製造・販売
港町の尾道はかつて、帆船用の布である帆布の製造が盛んだったが、化学繊維など新素材の台頭で廃れていった。 -
会津電力
エネルギー自給による地域の経済活性化、雇用創出を実現
会津電力は、東京電力福島第1原子力発電所の事故を機に、安全で持続できる再生可能エネルギーの推進が地域課題になる中で、太陽光や水力、森林など地域資源を活用するため、市民有志が地域再生の運動を起こし、 -
小高ワーカーズベース
工房や共同オフィスを開設、帰還住民の生活再建
原発事故で避難指示が出ていた南相馬市小高区で、帰還した住民の暮らしを支える事業の創出を目指し2014年に設立した。スーパーが再開するまで日用品や食料品を提供する店舗を運営。現在はゲストハウス付きの -
スパイクファミリー
「けん玉のまち」アピール、ギネス記録挑戦も
競技用けん玉生産量日本一を誇る長井市で、子どもからお年寄りまで幅広く参加し、ギネス世界記録に挑戦する催しなど「けん玉のまち」をアピールしている。学童・児童センター、 -
陽気な母さんの店
農産物直売所を拠点に収穫体験や宅配
生産者と消費者の気持ちが分かる「農家の母さん」の視点で弁当宅配や民泊などを事業化、体験交流型直売所に育った。加工品づくりや郷土料理、収穫体験、農産物宅配と幅広い活動に -
フィッシャーマン・ジャパン
震災で被害受けた水産業の再生と未来へのバトン
東日本大震災で被害を受けた宮城県沿岸を拠点に、漁師・魚屋が地域や業種を超えてチームを組み、漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く -
いしがきミュージックフェスティバル実行委員会運営委員会
野外音楽イベントで中心市街地を活性化
野外音楽イベント「いしがきミュージックフェスティバル」を旧盛岡城址「岩手公園」を主会場に年1回開いている。若手・中堅世代の市民が運営、資金は市内の民間企業の協賛金がメイン。 -
湊日曜朝市会
八戸港岸壁で朝市運営、地元の商業発展目指す
2004年3月から八戸市の八戸港館鼻岸壁での朝市を運営。組合設立は10年3月26日。出店者の親睦と融和、総合的朝市会の市としての繁栄に向けた事業を展開し、商業上の発展を目的に掲げる。会員数は309店。館鼻岸壁朝市は現在、毎年3月中旬から12月下旬まで毎週日曜開催 -
有珠山周辺地域ジオパーク友の会
行政と連携し、過去に噴火した火山との共存活動に取り組む
北海道の南西部にある有珠山は2000年に噴火した。洞爺湖有珠山ジオパークは、温泉や美しいカルデラ湖が火山の恵みだと宣言し、火山との共存をうたう。有珠山周辺地域ジオパーク友の会は、 -
天売島おらが島活性化会議
体験型観光の提案や地元海産物を用いた商品づくりを展開
北海道の北西、羽幌町の沖合に浮かぶ人口約270人(2020年3月末時点)の天売島で、島おこしに取り組む。過疎化が進み、島の将来に不安を抱いた青年らが11年に立ち上がった。 -
てぃーだこども食堂
こども食堂や受験対策の無料塾で支援
地域の児童館で、未就学児~18歳までの子どもを対象に事業を展開、定期的に無料で昼食を提供する。また経済的理由で学習塾に通えず、意欲があるのに志望校を諦める子どものために〝受験対策の無料塾〟 -
倉敷町家トラスト
江戸~昭和の町家を生かし、SDGs達成目指す
江戸から昭和初期の古い町家が残る美しいまちなみを守ろうと、市民らが立ち上がった。古い空き家を町家生活が体験できる宿泊施設などに改装。 -
フーカキサバニ
伝統の帆かけ船、体験乗船や上級者向けスクール
琉球王国時代の沖縄の漁師が乗って世界の海を駆け巡った木のくり舟「帆かけサバニ」(=フーカキサバニ)を21世紀の日常の中に取り戻そうと2002年に結成された。名護市を拠点に体験乗船会や上級者向けのスクールを実施し、 -
着物で出水武家屋敷を歩こう会
武家屋敷を着物で散策し、風景を満喫
江戸時代に建てられた武家屋敷が数多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた麓(ふもと)武家屋敷群を着物で散策し、美しい風景を楽しんでもらうイベントを春秋の年2回開いている。そこから発展して -
五ケ村村おこしグループ
地元料理提供の温泉茶屋、古民家移築の施設を整備
国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に登録された「高千穂郷・椎葉山」の五ケ村集落。平均年齢60歳の住民9人が1994年に村おこしグループを立ち上げ、地元料理を提供する「天岩戸温泉茶屋」、古民家を移築して作った -
別府八湯ウォーク連絡協議会
地域密着で個人客に温泉地の魅力を発信
日本一の温泉湧出量を誇る別府は鉄輪、浜脇、別府、観海寺、亀川、柴石、堀田、明礬という8つの温泉地からなる。昭和の時代は宴会中心で団体客がターゲットだったが、平成からは個人客がメイン。 -
開懐世利六菓匠
和菓子職人が工芸菓子の実演・販売会を地元で開催
熊本市南区川尻地区は江戸時代、年貢米の積み出し港として栄えた「職人の町」。和菓子職人らでつくる「開懐世利六菓匠」は1990年に結成。造形にこだわった「工芸菓子」の実演・販売会を地元で長年にわたって開催し、 -
松原宿活性化協議会
伝統文化の継承へ講師を招き寺子屋塾を開催
長崎街道の宿場町として栄えた古い街並みが残る長崎県大村市の松原地区で、街並みの保存と地域交流を目的に2004年から活動を始めた。夏休みに子どもたちを集めて行う寺子屋塾や、地域住民が持ち寄り飾るひな祭りは、