受賞団体– archive –
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水辺と生き物を守る農家と市民の会
アベサンショウウオやコウノトリがすむ生態系守る
豊かな里山に囲まれた越前市白山・坂口地区には、アベサンショウウオなど希少生物が生息している。 -
やどかりサポート鹿児島
住居確保が難しい人を支援、互助を後押し、つながりを
鹿児島県内で貧困や障害、高齢などを理由に住居確保が難しい人を支援する。2007年に法律や福祉の専門職3人で設立した。連帯保証人がおらず、賃貸住宅が借りられない人に「連帯保障」を提供。地域の福祉従事者が定期的なフォロ−を -
おかげ祭り振興会
温故知新の精神で「本物」を追求し拡大、地域の絆再生
今年で31回目を数える宮崎県都城市の夏の風物詩「おかげ祭り」。歴史の浅い祭りながら、袢纏などの装束や御輿、組織の在り方などを全国の名だたる祭りから導入。単なる「物まね」ではなく、「祭りは先人たちが地域維持のためにつくり上げた仕組み」と -
リエラ
災害多発地域で伴走型の被災者支援と移住・定住支援
災害の多発する大分県日田市を拠点に被災者支援、移住・定住支援、防災支援の他、ロシアのウクライナ侵攻に伴う避難民の生活サポートなどを担う。「普段の暮らしから災害時まで、一人ひとりの声に向き合い、地域再生(Re area)のお手伝いをします」との -
走潟マルメロ会
かつての特産の果物から細川家ゆかりの伝統菓子を再現
走潟マルメロ会は、果実マルメロの植栽や細川家ゆかりの菓子「かせいた」を再現、販売し地元の歴史を発信している。原料のマルメロが宇土市走潟町で栽培されていた史実を基にまちおこしをしようと2014年に結成。 -
五島日本語学校
ベトナム人留学生と島民が交流、日本との架け橋に
ベトナム人留学生が、日本語や日本文化を2年間学ぶ。学校は「日本とベトナムの懸け橋」を期待し、質の高い教育の提供、社会の発展に貢献する人材育成を目指している。学生は、豊かな自然や人情味あふれる島の人たちとの交流を通し、 -
みんなでいろんな映画を見たいからバリアフリー映画をつくる会(みないろ会)
音声ガイドや字幕付きのバリアフリー映画を通じて交流
ボランティア団体「みないろ会」は佐賀市松原のミニシアター「シアター・シエマ」を拠点に、オリジナルのバリアフリー映画製作に取り組んでいる。映画を通して、障害のある人もない人も、映画が好きな人が交流し、 -
鯰田・浦田活性化プロジェクト
地域の小唄を復活、収穫を終えた田んぼでイベント
福岡県飯塚市の建設会社会長の久保井伸治さんが主体となり、地域活性化に向け、地元で途絶えていた小唄の復活やPV制作、収穫後の田んぼを舞台にした「かかし球児による24時間ソフトボール大会」や「飛距離に応じて新米がもらえるやり投げ大会」など -
高知県綱引連盟
名物イベントの地元で、人々のつながり強める
約1トンの大綱を引き合って力比べする高知県の夏の名物イベント「大綱まつり」。その舞台となる高知県土佐市の住民らが、綱引きによる地域活性化を図ろうと2021年7月に発足させたのが高知県綱引連盟。気軽に参加できるイベントなど -
タンデム自転車NONちゃん俱楽部
障害者にサイクリングの機会、交流の輪広がる
松山市を拠点に、障害者に複数人乗りのタンデム自転車でサイクリングする機会を提供しているNPO法人。2010年に発足し、体験会や安全講習会、サイクリング大会を開催し、障害者の可能性を広げている。活動の趣旨や理念に賛同した -
綾川町さぬきうどん研究会
うどん打ち教室やイベント、郷土の食文化を後世へ
「讃岐うどん発祥の町」の住民有志が1989年に結成した「綾川町さぬきうどん研究会」。うどん打ち教室開催や県内外でのイベント出店のほか、2019年には家庭で一からつくれるよう、時期ごとに小麦と水の分量などをこと細かく記したテキストも制作。 -
JAPAN TENT開催委員会
留学生を受け入れ、伝統文化に触れる機会を提供
毎年8月、石川県内の全市町を会場に留学生を招き「JAPAN TENT」を開催している。 -
神山まるごと高等専門学校
起業家を育成、地元のまちづくりにも参画
4月に徳島県神山町神領に開校した私立高等専門学校「神山まるごと高専」。起業家の育成という従来の高専にはない斬新なコンセプトを掲げ、過疎化が進む町に活力をもたらしている。プログラミングやデザインを取り入れた -
金子みすゞ顕彰会
夭折の童謡詩人の世界を故郷から全国に発信
「みんなちがって、みんないい」「こだまでしょうか」普遍的な人間の心の有り様を短い言葉で詩にした金子みすゞ。戦前から戦後でほとんど忘れ去られ、幻の童謡詩人といわれました。顕彰会はみすゞの故郷、山口県長門市仙崎で結成して37年。 -
ここいろhiroshima
性の在り方に悩む子どもの居場所づくり、教員研修
性的少数者の若者2人が2018年に始めた。性のあり方に悩む子どもが安心して楽しく過ごせる場づくりのほか、保護者の交流会、LINE相談、小中高での授業、教員研修などに取り組んでいる。性的少数者のコミュニティーが都市部に比べて -
美甘地域の空き家再生と移住者、高齢者支援プロジェクト
(グランパ美甘、くらしサポート黒田)住民主導の2団体が連携して支え合い、移住呼ぶ
真庭市の住民団体「グランパ美甘」は空き家を管理し、そこに移住者を呼び込む活動を展開し、この7年間で9件(14人)の移住に結びつけた。空き家の清掃や補修などの管理状況を毎月一覧表にまとめて家主に提出。 -
あしぶえ
山あいの小さな劇場が拠点、演劇を通じて人づくり
山あいの森の中にある小劇場を拠点に、国内外で作品上演を続けながら、「演劇を通した人づくり、まちづくり」に30年近く取り組む。8回を数える国際演劇祭では多くの住民がボランティアや観客として参加し、多様な価値観に触れ、 -
産後ケア「やわらかい風」
夜泣きの赤ちゃんと母親の宿泊支援、父親の交流会
鳥取市の中心市街地にある古民家を改修し、2016年8月に開設して以降、これまでに3600組の親子を迎え入れた。産後ケア施設として、夜泣きの赤ちゃんと母親への宿泊支援を実施するほか、温泉施設への日帰りツアー、 -
貴志川線の未来を“つくる”会
廃線危機で住民団結、魅力を向上し永続目指す
貴志川線の未来を“つくる”会は、地域の人々の大切な移動手段となっている鉄道「貴志川線」の“永続”を目指して活動している。平成16年に廃線の危機を迎えたことをきっかけに設立され、当時は地域住民を中心に6,000人を -
夢咲塾
静御前ゆかりの地で文化、伝統産業を次世代へ
夢咲塾とは“「まちづくり」と「ひとづくり」を通じて、夢のある未来を創造する”ことを目的とするまちづくりのボランティア団体です。①歴史・文化を次世代に継承するセミナーやウォークの開催。②白拍子講座と白拍子派遣③映画を通じたまちづくり